2009年11月15日日曜日

冬バージョンへ・田舎暮らし便り(蓼科より)


平成21年11月15日,日,晴,穏やかな秋

昨日は雨降りで田も畑も作業はできなかったので,今日は1日やることにした。

懸案になっていたのがワラの散布なのだが,大失敗をしてしまった。ワラに雨の養生をしておかなかったので,すっかり濡らしてしまった。
今朝,Oさんの家からワラ散布機をお借りしてきたが,ワラが濡れているので,明日やることにした。濡れていると重いので遠くに飛ばないのだ。天気予報は今日から明日午前中にかけて晴で,午後から曇という予報なので,そう決めた。

ワラが乾きやすいようにだけ段取りして家に帰り,畑の冬バージョン作りにとりかかった。今月4日の霜で夏野菜はすっかりダメになってしまった。一方,冬野菜は元気である。

ピーマン,シシトウ,ナンバン,ナス,トマトを抜いた。すっかり枯れているし,皆太いので,乾燥させ燃やすことにして,トマトの雨よけハウスに集積した。畑のあちこちに植えてあったマリーゴールドも一緒だ。トマトは9段まで実がついたが,最後の2段くらいは良い実がついてはいたが青いまま終ってしまったのが残念だった。それにしてもトマトキュウリは最高のできだった。

トマトは,わたしの野菜先生が教えてくれた床作りが良かったと思う。深く掘って,ワラを5束づつ入れてある。実は,このやり方は作物が窒素飢餓を起こすのではないかと気になり,指導員に尋ねたら「たぶん,排水が良くなって,結果が良いのだろう」,「ワラは分解せずに残っていると思う」と言われていた。

そこで,どうなっているか確認のため掘り返してみた。何とワラが変質して圧縮されてはいるが,そのまま出てきた(写真参照)。指導員の言う通りだった。分解しないから窒素飢餓にはならないということだろう。

しかし,ひとつ疑問が残った。雨よけのないキュウリも同じ床作りをしたが,掘り返してみた時にワラは分解して無かった。しかし,キュウリのできはとても良かったのだ。窒素飢餓のことはどう解釈するのか,指導員にお聞きしよう。

ルバーブのポットへの植え替えもやった。本当は現地に降ろしたかったのだが,時期を逸してしまい植えられなくなってしまったので,ポットを大きくして来春まで待つことにした。



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田舎暮らし情報館(蓼科より)

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