2010年1月11日月曜日

どんどん焼き・田舎暮らし便り(蓼科より)

平成22年1月10日,日,曇

地元のどんどん焼きに行かれなかったので,望月町のユシカフェ近くのどんどん焼きに参加させてもらった。
一番の目的は動画を取りたかった。

5時に点火というので,10分ほど前に,バイパス近くの鹿曲川側のたんぼに到着。着くと,すぐ御神酒とみかんを頂いた。
持参した神棚のしめ飾りや取り外したお札類をどんどん焼きのやぐらに入れ込んだ。

だんだん人が集まってきて,元気のいい子供たちも集まってきて,5時半頃点火となった。ひの勢いはすばらしかった。というより激しいものだった。火って,こんなにスゴいのか,と火に畏敬の念が湧いてくる。

10分ほどで芯を竹で組んだやぐらは燃え落ち,繭玉を持った各家の人々が一斉に火にその繭玉をかざし始めた。賑やかに,白・赤・青のしなやかな木の枝についた繭玉が炎と煙りの中で,幻想的に揺れる様は実に美しかった。興奮した子供達が奇声をあげる。大人達も高揚している。気持ちの良い興奮が闇につつまれていた。

激しく燃える火を見ながら思った。
火って,植物の気化エネルギーなんだ。
植物は大気に返る時,こんなすごいエネルギーをだすのかと!

どんどん焼き・田舎暮らし便り170号(蓼科より).mov       

火を拝む宗教があるのが判る気がする。
神秘的だから。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<わたしのサイト>
田舎暮らし情報館(蓼科より)



0 件のコメント: