2009年5月7日木曜日

長野 田舎暮らし便り(蓼科より)・里山の恵み

平成21年5月4日、月、曇、14℃(PM7:00)

里山の側にいると、自然の恩恵がたくさんある。昨秋は上質な腐葉土を手に入れ段ボールコンポストを成功させた。今回はタダで畑の自然水圧潅水を手に入れることができた。里山の側にいる人はこれができる筈です。

今日は、帰省した息子と孫の手を借りて、かねてから考えていた沢水を利用した自然水圧潅水の設備を作った。とてもうまくいった。

長年親達は水道水を畑の潅水に使っていた。 
私は当初、家の前の畑の山沿いがジメジメしていてセリが育ち、僅かながら水が沁みだしていることに着目した。沁みだしている程度の水でも貯めれば使える筈、と。

2週間程前、会社の資材置場にバックホーが置いてあったので、ちょっと拝借して水溜を作った。僅かな水でも常時出ている力はスゴい!常に満杯で、野菜への潅水はそれで充分だった。

その水を使いながら、ふとそれよりは多いが僅かな沢水が南側臨池の小さな沢にあることに着臆して、自然水圧で潅水できるのではないかと気がついた。

取水の場所から目測でも2~3mの落差はある。当初そこに、田んぼと同じように小さなダムを造ろうかと思ったが、昨日息子と二人で現地を見ながら考えていた時、廃棄されていた500リッターの石油タンクを使えば、ダムを造らなくも済むことに気がついた。タンクを給水できる高さに置けば、パイプで水を導入すれば良いのだ。給水は最初からの計画通りホースで引っ張る。

この計画を午前中息子と二人で実行した。短管パイプで足場を組み、その上に500lの石油タンクを載せた。導水は、短管パイプをハンマーで地面に打込み、高さの足りない分はクランプを使って継ぎ足し、パイプにφ25ミリのビニールパイプを、取水位置から勾配をとって取り付けた。

ごく簡単に、巾30センチ程の水路をビルールと芝を使ってせき止め、導水に成功!
この時、沢ガニがたくさんいて驚いた。全部すぐ上流に移してやった。

タンクは水音と共に30分程で満水のなった。後はホースを使って畑への潅水のしかけだけだ。こちらはそれほど難しくないと思う。(写真は明日)
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