2009年10月15日木曜日

芽が土塊を押し上げる・田舎暮らし便り(蓼科より)

平成21年10月15日,木,晴,7℃(AM7:00)

初体験というのは楽しいものだ。長年やっている人には常識化していることが,こちらはすこぶる新鮮!
昨日は,ニンニクの芽が,雨で固まってフタのようになった土の固まりを数センチ押し上げているのを見つけた。10/1日に植えたのだが,雨の次の朝だったので,マルチの穴に押し込んだ土が固まってしまった箇所ができてしまった。直径8センチ,厚さ2㎝ほどもある土の固まりを,ニンニクの柔らかく細い新芽が押し上げているのだ。あの細く柔らかい芽のどこのそんな力があるのだろう。植物の持つパワーには驚く。

今年の春,家の庭先に打ったアスファルト舗装を,スギナが突き破るのを見て驚いたことがある。スギナとてふにゃふにゃの植物だ。どういう原理で転圧機で踏み固めたアスファルトが破れるのだろう。もし人間の手の指で開けろと言われたら,とてもできるものではない。

かなり前の話だが,根性ダイコンというのが話題になったことがある。どうしたら柔らかい植物が固いアスファルトやコンクリートを破ることができるのか,どなたか教えてもらえないだろうか。
この原理を発見したら,スゴいことができるような気がする。

この驚きの写真をデジカメで撮ったのだが,編集途中で間違って消してしまい,残念ながら掲載できない。

今日は,別の新発見をした。トマトとキュウリの栽培は成功だった。その原因は私の野菜先生の床作りにあると確信しているのだが,深く掘っていれたワラがどうなっているかを見たかった。10/3日にキュウリの樹を抜き取ったので,今日掘ってみた。何と,ワラは影も形もなかった。

専門家から,生ワラを大量に入れると分解する時に窒素飢餓(窒素不足)を起こすから良くない,と言われていた。トマトも同じ方式で床作りをしてあるが,すごく出来が良かった。10段くらいまで実がつき,量は減ったが今でも採れている。窒素飢餓どころではなく,上成績なのだ。この理由も判らない。今後の研究課題として楽しもう。この写真も消してしまった。撮りなおそう。

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