2010年5月17日月曜日

田植体験イベント・田舎暮らし便り(蓼科より)

平成22年5月16日,日,快晴,12℃(AM7:00)

絶好の田植日和となった。
昨日から,東京から男女4人がきてワムハウスに泊まった。
私が6時半に起きて畑に行くと彼等も出て来て「気持ちが良い日ですね〜」と挨拶。田ぶちと代掻きが遅れたので,予定通りできるかどうか心配したが,本当に良かった。

今日の田植体験イベントには,この4人と埼玉から二人,ともう一人東京からきてくれた。内,初参加は5人。

8時に田んぼに行った。一人がまだだったが6人がそろったので,体験イベントについて,その主旨,注意事項,体験内容を説明。農楽についても思いを語ってしまった。

コーヒーを煎れ,ゆっくりと約1時間説明し,9時頃作業に着手した。まず田植用長靴のはき方から大騒ぎ。皆,新調だ。足に密着するようにゴムバンドで締め付ける。
最初の作業は,40箱の苗を田の周辺に配置。そして苗を投げ込む。

いよいよ皆が初めて田んぼに足を踏み入れた。とたんに皆悲鳴をあげた。「うわ〜,歩けない!転ぶ〜!」と大騒ぎ。危なっかしくってとても見ていられない光景だった。初めて粘土地の田んぼに足を踏み入れたのだから無理も無い。わたしは,そんな光景を動画に収めた。

いよいよ苗を植える。18センチ毎に白いテープをまき着けた位置だし糸をピーンとはり,苗の植え方の」講習。約15センチの苗を2づつ持ち,下5センチを泥の中に射し込む。

足の移動だけでもやっとの素人集団。少しづつ慣らして行かなければならないので,最初は15分で休憩,次は30分と伸ばしていったが,結局30分以上は無理だった。

とにかく腰が痛くなる。痛いいたいと合唱が始まったので4時に打ち切りにした。腹の出た太い男が二人いて,彼等が一番苦しそうだった。作業を見ていると,器用不器用,運動神経の良し悪しが一目瞭然である。

お百姓さんに聞くと,5人で1日ぐらいの作業量だよ,と言われていたが,9時に始めて午後4時には終わりにした。やっと作業に馴れた頃には腰がダメで,田の約半分=800m2位しかできなかったが,ともかく楽しかった。

やはり一番楽しかったのはお昼のバーベキュー。妻がごま塩と焼きおにぎり,ウドの天ぷら,フキの酢漬けを作り,お手製のニンニク入焼肉のタレが大評判だった。バーベキューコンロは,昔オレゴンから買ってきた本物,やはりとても具合い良い!

田植機で植えれば1日もかからない作業量だが,6人で植えても半分しかできなかった。しかし,彼等が体験を喜び,土の温もりも感じてくれたようなので良かったと思う。参加して下さった皆さんに感謝を申し上げたい。
動画:水入れ〜代掻き・田舎暮らし便り191号(蓼科より).mov





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<わたしのサイト>
田舎暮らし情報館(蓼科より)

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