2010年7月20日火曜日

炎天下の穂肥・田舎暮らし便り(蓼科より)

平成22年7月20日,火,晴,18日梅雨明け後最高気温,32℃

今日はいつもの通り田の草取をした後,朝食を済ませて,穂肥の施肥に取組んだ。

昨年秋から今年の稲づくりに入っているが,有機無農薬栽培の不耕起栽培に段階的に移行している。今春は田面の不陸直しの為に田ぶちと代掻きはやったが,肥料は全て有機肥料にしている。今のところ農薬も使っていない。

穂肥(出穂に備える)は,市販の米ぬかペレット。米ぬかをEM菌で発酵させペレット状にしたもの。発酵したヌカミソの匂いがする。15kg入を,1反部当り5袋,1.6反部なので8袋購入した。
先生の指導で,2回に分けて施肥した方が良いというので,今回は1反当り3袋を散布した。

いつも体の防護はしている。スキンミルクを塗ってから日焼け止めをぬり,写真にあるボウシをかぶる。
今日はすばらしい快晴で夏本番。じっとしていても汗が滲んでくる。しかしことは割り切りよう。低温サウナに入ったと思うことにした。そうしたら,汗が苦にならない。もっと出ろ,という感じになる。

1.6反撒くのに約1時間半かかった。もちろん腰のあたりまでは衣服は汗でビッショリ。丁度昼に終ったので家に帰りシャワーに。これが又気持ちいい!温水と冷水を使ってスッキリ!飲むのも浴びるのも蓼科の水,贅沢とはこのことか!

という訳で,これで今年のお米の味は大丈夫。残りは10日後に撒布する。


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2010年7月14日水曜日

又しても新発見・田舎暮らし便り(蓼科より)


平成22年7月14日,水,雨のち曇のち雨のち曇

今年の梅雨は不思議と朝は雨が上がっているので,朝の田の草取はカッパがいらない。

ところが,新しい田の草取フォームを発見した。
両親の代からおつきあいさせてもらっている名古屋在住の私の母親のような女性から頂いた7/10発信のメルマガのご返事にそのヒントがあった。

子供の頃,田の草取の最中に立って休んでいると,「みっともないからしゃがんで休め」と怒鳴られた,とあった。わたしはそれを読んで咄嗟に閃いた。
そうだ,しゃがみ込んで両手に目一杯取って,立ち上がって土手に投げる。そうすればほとんど疲れないだろうと。

4日程前から始めた。やってみると,お尻が水についてしまう。そこで雨が降ってなくもズボンは常に雨合羽にした。
このフォームはいける!その後気がついたことは,立ち上がって草を土手に投げた後しゃがみ込む前に,逆エビスタイルを2〜3秒やる。
なんと,これを繰り返すと2時間ぶっ通しでやってもOKなのだ。最初のフォームだとチョイチョイ立ち上がって休まないと続かなかったのに。
そして,目線が低いので良く草の状況が見える。スピードも上がった。
人間,考えると進化することを実感!!!

3日前に,ついに中間点を超した。嬉しかった。
後半を見ながら「待ってろよ,早く取ってやるからな」と呼びかけた。

ほとんどがホタルイなのだが,その長さと量は稲と競っている。日増しに草丈と量が増えるのが判る。稲に吸って欲しい栄養分が吸われているのだと思うと,田の草取の遅れが悔やまれる。
しかし,後13〜4日で終了する筈だ。頑張ろう!

下の写真:手前が取ってない部分,奥は今朝取った部分,キレイでしょう!
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信州田舎暮らし情報館
長野県知事選立候補声明・阿部守一

2010年7月6日火曜日

田の草取の新発見・田舎暮らし便り(蓼科より)

平成22年7月6日,火,晴午後2時頃突然雨

四つん這いの田の草取を6/19日に始めて今日で18日目になるが,やり方について新発見をした。農園アスレチックだといって粋がっているがキツいことには変わりない。新発見はそのキツさからきた。

人によって違いはあるだろうと思うが,私の場合四つん這いになると膝と腰の両方が曲がる。問題は腰の疲れ。休み休みではあるが,2時間もやっているとかなり腰が痛くなる。そこで朝2時間,夕方2時間ということにしている。

その腰の痛みを少なくする方法はないだろうかと考え新発見をした。
フォームを変えてみた。腰に多くかかっていた負担を膝にもっていったのだ。具体的には腰を曲げるのではなく,膝を多く曲げてしゃがみ込む感じにするのだ。前屈みになる姿勢をどこに負荷をかけるかという問題だ。要は手が水中に入れば良いのだ。

もう一つは,手を倍速で動かすこと。当たり前のことだが早くなっただけ腰を屈めている時間が短くなる。

こんな単純なことが判るのに18日もかかるとは,田んぼの中で一人で笑ってしまった。そして,マラソンの時に解説者がランナーのフォームのことをよく口にするが,その意味がよく判った。その人の強いところに負荷をかける走り方のことだったのだと。

しゃがみ込むようにして草をむしる手を倍速で動かす。何と疲れが減り,時間も短縮されたのだ。ばんざ〜い!

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