2011年3月20日日曜日

非情な自然・田舎暮らし便り(蓼科より)

平成23年3月20日,日,薄曇り

今朝9時。東北関東大震災のニュースから朝が始まる。
震災各地で前向きな動きが出てきたというので,少しホッとしている。

地球の動きは本当に非情でダイナミックだ。本当はもっともっとスゴイパワーを秘めているのだと思う。擬人化して非情などとセンチメンタルな表現をしたが,本来感情などある筈がない。だからダイナミックなのだ。

高校時代,後に信大の教授になった先生から地球について教わった。
改めてWikipediaを見た。
地殻は大陸地殻や海洋地殻といった違いがあるが地表面から地下およそ5~60kmまでの厚さを有しており、マントルはその下層に位置している。」
海洋地殻はほぼ均一で、6kmくらいである。海洋地域にはごく稀に、地殻が存在せずマントルが直接海底や水面上に露出するメガマリオンと呼ばれる地質構造が存在する。」


半径6000kmの地球の表面60kmが堅いだけである。比率にすれば100分の1。
先生は,「生卵のようなもの」と表現された。
「だから,地球上のどこで何が起こっても何の不思議もない」と言われた。


ヒマラヤやロッキー山脈の頂上に海の生物の化石があるという。
極地点も動いていると言う。今の地図上の位置に北極南極はない。
自然は感情など持っていられない,ダイナミックなのだ。


震災地の復興は,こういうことを基本にして考えるべきと思う。

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