2011年3月9日水曜日

EMボカシの仕込み・田舎暮らし便り(蓼科より)

平成23年3月9日,水,晴・曇・夕方から雪

一昨日の雪がまだ融けない。
倉庫の中で,遂に,EMボカシづくりを実行した。遂にというのは,EMには10年以上前から関心があり,生ゴミの処理を専用バケツを買ってやったこともあったが巧くいかず中断してしまっていた。しかし,野菜づくりでも米づくりでも,関係者からEMの話が出てくるので,本気にならなくちゃ〜,と思い続けていたからである。

EMの資料を読み返してみると,以前の生ゴミ処理のやり方が間違っていたことがわかった。だから,生ゴミを,現在はコンポスト処理をしているが,もう一度EMボカシでやってみようと思う。

一昨年は,段ボールコンポストをやって成功した。しかし手間がかかるので,昨年からコンポストに変えている。

という訳でEMボカシを仕込んだ。主目的は畑の土壌改良・肥料補給。私は友人がやってる(株)EM研究機構の資料に基づいてやった。
1坪当たり1kg使用を目安に,とりあえず家の側にある畑300坪分を作ろうと,材料調達した。友人の会社からEM-1号と糖蜜を各1L,JAから魚粉と菜種粕を調達。コヌカは年末から折に触れて近所のコイン精米から頂いて貯め込んだものがある。

(株)EM研究機構の資料はコヌカ100Lを基準とした仕様になっていたが,私はその倍の仕様でやってみた。コヌカ200L,魚粉50L,菜種粕50L,EM-1号300cc,糖蜜300cc,水30L。

教科書通りにやってみた。コヌカ,魚粉,菜種粕を計り混合するのに約1時間,糖蜜をぬるま湯に溶き,EM-1を加え,水を入れて30LのEM活性液を作るのに約30分。

一番時間がかかったのが,混合した材料に活性液をかけて均質に馴染ませる作業だった。約3時間かかった。最後に,30L(15kg)を紙袋に入れ封をし,黒いゴミ用のビニール袋に入れ密封するのに1時間だった。

でき上がった量を測定してみると,30L(15kg)が10袋と10L(5kg)だった。従って,310L,155kgのEMができあがった。

作っている最中,甘い糖蜜とEMの香りがして,とても心地よかった。資料によると,冬でも1週間くらいでできあがるという。温度の測定をしながら楽しみに待つことにする。


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