2011年5月8日日曜日

蓼科便り186号・田舎暮らし便り(蓼科より)

★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年5月6日(火)★
★ 今回のテーマ:連休と孫 & シルクロードの核
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 お詫び:前号の発行日付けが間違っていました。正しくは4月30日です。

5月3~5日,名古屋の孫達が帰ってきて楽しい3日間を過ごしました。いつものように,賑やかすぎる食事と,新しいオモチャと農楽です。野菜は,いずれも私が発芽させてもので,ネギ,サラダナ,エンサイ,スイートコーンワサビナを植えました。8才の男子は教えれば何でもできるようになり,4才の女子は苗箱から苗を手渡してくれました。子供の成長の早さには驚きます。
4日の夜は,佐久市の名物になった「バルーンフェスティバル2011」のイルージョンを。私も初めてで,38機が一斉に炎を噴射する光景は見事でした。孫達も大喜びでした。明日,イルージョンの様子をYoutubeにアップします。
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5日は,最近自宅前にお借りした畑の薮を野焼きしました。10年以上も放置してあった場所なので背丈3mもある草がのび,そこにツルが絡み本当に酷い薮で気になっていたところです。クローバーを蒔いてミツバチの餌場を作ろうという考えです。野焼きは初めての試みだったので,息子に手伝わせて,消防署にも連絡し,水も用意しトライしました。巧くいきました。孫もダイナミックな野焼きの光景を見て興奮して写真を撮りまくっていました。この動画は昨夜アップロードしました。
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また,たくさん原発情報を頂いております。難解な論文もあり,とても全部は読み切れませんが,何とか理解できたもので且つ納得のいったものを抜粋掲載させて頂きます。
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 よくまあ,次から次とスゴイ情報があるものと驚いてます。先ずは,メル友W様から「雑誌Will今月6月号に、札幌医科大学教授の高田純氏が『福島の放射能恐るるに足らず』の題で論文を発表」。(ーーとーーの間)
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未曾有の核災害は、シルクロード桜蘭遺跡跡周辺のウイグルにある。中国による桜蘭核爆発災害である。これは世界の目から長年覆い隠されてきた。私の調査でこれ以上の悲劇はない。
この地域から、核の黄砂が長年にわたり日本へも降っていたことさえ殆どの国民はしらない。メディアはこの事実を決して報じようとしない。、、、筆者は2年前から調査を行い、内部被爆線量はレベルD。その程度に汚染したのだ。それでも私たちは生きている、、、、、(P73)
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(メル友)いやはや、「人類と核」は生と死の紙一重ですね、、、
へっぴり腰の政府、外務省、メディアはつものように沈黙でしょうね、、、、、
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(Wikipediaより「高田純」氏)
1964年から1996年までの間に、シルクロードを訪問した日本人27万人の中には核汚染地域に足を踏み入れた恐れがあるとして調査を主張している。2009年4月には、NHKに対してシルクロード紀行番組などによって多くの日本人観光客を核汚染が明白な地域を訪問させながら、核爆発については一切沈黙してきたとして、公開質問状を出している。
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(私)は,新聞・テレビをあまり見ないのでダメですが,皆さんはこのニュースをご存知でしょうか?
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次は,「SNSおらほねっと」のY様からです。(放射線関係のお仕事のようです)
(Y様)福島県知事の要請を受け、県の放射線健康リスク管理アドバイザーとなった長崎大学の山下俊一,高村昇両先生の講演と質疑応答をネットで発見しました。
両先生は、それぞれ長崎原爆の被曝2世と3世で、山下先生は長崎大学大学院医歯薬学科薬学総合研究科長、世界保健機構緊急被ばく医療協力研究センター長、日本甲状腺学会理事長をされており、山下先生は長崎大学大学院医歯薬学総合研究科に勤務されているとのことです。(ーーとーーの間。皆抜粋です)
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 私たちの最大の研究成果は、放射性セシウムをずっと食べ続けたという人々がチェルノブイリの周辺に数百万人います。このレベルどころではありません。放射性セシウムに汚染されたキノコを食べ続けたという方が沢山いるんです。20年フォローしてきて病気は何も増えていません。ーー
1つ参考になるかもしれません。永井隆をご存知ですね。「長崎の鐘」の永井隆は、原爆を被ばくした直後、彼は瀕死の重傷で日の丸を描いて、復興に当たります。家に帰ることなく彼はその後3ヶ月間、荒野で、原子野で、被ばく者の救護に当たりました。その時の救護報告書が10月の初めに書かれました。全く何もない中で200数十名の被ばく者の健康影響を書いて、最後に彼がこう書いています。「祖国は破れた。国は壊滅し、荒野になった。しかし、この思いは日本人、日本国民が科学者をないがしろにしたせいである」と。彼は放射線科の先生でしたから、原子力の知識もありました。
http://ameblo.jp/kaiken-matome/entry-10839534940.html(質疑応答) 
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(メル友コメント)世の中には放射線などよりももっと怖いものがたくさんあるというのに、放射線ばかり怖がるのは、政府の広報のあり方やマスコミや学者や、いろんな要因があるのだと思います。もっと冷静に放射能のことを考えられるような雰囲気になるには、もっと長い時間が必要なのかもしれませんね。ーーーーー
佐久市のメル友Yさんより権威筋の情報を頂いた。(ーーとーーの間)
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解説「チェルノブイリ20年の真実」・・事故による放射線影響をめぐって
(国連機関への報告書を,放射線影響協会金子正人氏が解説。日本原子力学会誌/2007年)
4月16日(2007年)に放映された NHK スペシャル「汚された大 地で:チェルノブイリ20年後の真実」では,第1図はチ ラッと見せただけで,汚染の低い地域の方が先天異常の 頻度が高いという事実には一切触れず,別に描いた汚染 の大きい地域だけのグラフを使って,先天的な病気を 持った子どもの数が事故後2倍に増えたのは放射線によ る遺伝的な影響であるかのように説明された。
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(私)この「ベラルーシにおける先天性奇形の発生率」第1図を見ると(下のURLからご覧下さい),事故以来一貫して高汚染地域の方が発生率が低いのです。特に1993年以降はその傾向が顕著です。何故NHKはそこを避けるのでしょうか。
我々が口にする物のほとんどが適量を欠いても過ぎても害があります。塩は無ければ心臓に悪影響があるようですし,とり過ぎれば脳疾患になり,何れも命取りになります。しかし適量(しきい値内)であれば毎日食べても何の問題もありません。酒も肉もそうです。過ぎればメタボになり,脳疾患や肝臓・膵臓癌の発生率を高めます。
放射線の人体に対する影響も,塩と同じように,LNT(し きい値なし直線:Linear No Threshold)ではなく「しきい値」があるとするのが今まで頂いた情報を総合すると正しいと思われます。(しきい値はWikipediaに解説があります)
金子氏の解説に戻ります。(ーーとーーの間) 
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5.日本と欧米のマスコミ報道の違い
9月5日のプレス発表の内容を伝える日本の新聞各紙 は,「チェルノブイリ被曝死4,000人」といった見出しで, 死者の数のみを強調し,事故の影響が予想されたほどで なかったことに力点を置く欧米の報道とは対照的であっ た。
9月8日付けNew York Times紙の社説は,次の ように伝えている。「チェルノブイリ事故は,健康被害 も環境被害も当初恐れられていたよりはるかに少なく, 重大事故ではあったが,catastrophe ではなかった。公 衆の最大の健康被害は,極めて誇張されたリスク観念に 基づく精神的な被害であり,不安にかられ,宿命論者に なり,薬物・アルコール依存,失業,無気力をもたらし た。この知見は,テロ攻撃によるにせよ,事故によるも のにせよ,原発からの放射線(能)の大量放出に対処する際の手がかりを提供している」と。
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(私)この解説は2007年に書かれたものですが,現在の日本の状況そのものではないでしょうか。日本がこれだけ原子力に頼っているにも関わらず,国民への教育不足とマスコミの不勉強と無知がもたらした精神的被害が甚大だと思います。詳細は下記URLをご覧下さい。
最後に,埼玉県のメル友から頂いた,自覚を促し魂を鼓舞するメールをご紹介致します。(ーーとーーの間)
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私も商売柄放射線については多少かじってはいましたが、このような事態をうけていまさらながら何と難しい技術を人類は手に入れてしまったものと痛感しています。
 技術というものはひとたびある段階まで理論的に解明されると必ず実証しようという欲望が発生し、新製品という形で世に出てその結果人々が便利さや快適な生活を享受する、まさに文明の発展はそのような経過を経て現在に至っていると思うのです。
 今回の、まさに想定をはるかに超える事故の発生ははしなくも人知を軽々と凌駕する自然の、地球の気の遠くなるような悠久の営みの前に謙虚な姿勢で改めて前進するしかない我々への警鐘と理解すべきなのかもしれません。
 このような事態の対処については世を挙げて行政への批判が噴出している事実もマスメディアを通して毎日報じられている通りなのでしょうが、日本人の底力は無能な政府の対応をはるかに超えて逞しいと信じて疑いません。
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またしても,こんな長いメールをお読み頂いて感謝申し上げます。
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田舎暮らし動画: http://jp.youtube.com/user/takasukey
「野焼き」をアップロードしました。
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