2011年5月3日火曜日

息子と原発論議・田舎暮らし便り(蓼科より)

平成23年5月3日,火,曇夕方小雨

会合があり午前中御牧ケ原に出かけたが,途中で桜の花吹雪に遭遇した。咲く時の美しさは生の美しさでステキですが,散る時の美しさは深い慈しみの情を起こさせる。

昨日まで連続3日田んぼで,畦のかさ上げという全力全身運動を続けたら,今朝は疲労を感じた。丁度そんな時,午前中は一つ会合があり,午後は名古屋の次男一族が来たので,うまい具合に休養になった。

又しても嬉しいことがあった。4月12日でしたが,私のYoutube動画サイトの日当りアクセス数が300を超えたと書きましたが,4月29日には400を越しました。信じられない数字です。本当にありがたいことです。

私のブログとメルマガとYoutubeは,目的は”田舎暮らし”のアピールと都会人の田舎への勧誘にあります。近い内に「田舎暮らしユートピア」実現プランを発表するつもりです。
田舎のすばらしさを少しでも多くの皆さんに知って頂きたい。

新発見もあった。帰省した子供夫婦と原発問題で話したら,理屈抜きの反放射線論だった。科学的に考察しようと言う姿勢はなかった。俺の背中がそう見えていたのかなとちょっと寂しかった。「放射線は安全だという人は,まず現地へ行って暮らすべきだ。そうしたら信用する。」という主張でした。

これって,なるほど,という論ではあるが,裏返してみると「放射線危険論」(LNT=閾値無し論)以外は信用できないということになる。30台息子のこの主張は,わたしにとってちょっとしたショックだった。初めに結論ありきで,論争そのものを拒否しているからだ。自分の息子にしてこのあり様だから,これが平均的日本人なんだろうなと思った。「本当はどうなの?」という疑問が出て来ないのだ。

わたしも自分が絶対に正しいなどと思ってはいないが,今の自分をありのままに曝け出すこと,これが私がブログを書いてるスタンスです。

全うな国民共通認識を作るのは教育しかないと,つくづく思う。
結局現下の原発問題混迷の原因は無知(自分も含めて)につきると思う。




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<リンクサイト>
信州田舎暮らし情報館

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