2011年6月5日日曜日

蓼科便り190号・田舎暮らし便り(蓼科より)

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年6月3日(土)★
★ 今回のテーマ:断根摘心大豆栽培 & ほっとステイ
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  3日程前から岩澤先生が指導する「断根摘心大豆栽培」の挿し芽を始めました。この栽培法だと普通の方法の3倍以上の収穫があるというので挑戦しています。(「現代農業」2010年7月号に詳しく掲載されています)
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丈が6〜7センチに伸びて,「本葉がきれいに八の字になる頃」にと書かれている通りにやっていますが,要領を得ません。今まで育てた苗箱から折り採って新しい苗箱に挿すのですが,水をくれた細粒鹿沼土は刺す時に抵抗があります。爪楊枝で穴を空けたらうまくいきました。
土から1センチ位の位置を折るのですがやりづらいです。きっと何かコツがあるのだろうと思いながらやっています。そして,本葉の上に5〜7ミリ程伸びた小さな芽を取って128セルの苗箱に挿していきます。(http://www.recipe-blog.jp/viewer/item/11045093 に関連ブログ)
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 明日予定の「ほっとステイ」の子供達にもやってもらおうと考えています。「ほっとステイ」と書いて,ふと思い出しましたが,前回の生徒達をバスに送った時,子供達は丁寧に頭を下げて乗って行きましたが,側にいた先生二人は私を振り向きもせずバスに乗り込んで行きました。腹が立つのを通り越して無性に情けなくなりました。全ての先生方を一緒にしたら失礼だとは思っていますが,先生方の社会常識のなさについての世評を再確認しているこの頃です。大学生をいきなり先生にしてしまう今の教員採用システムに問題があると思っています。社会教育を受けていないのですから所詮無理です。
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昨日で,田んぼの浮き苗処理を終了しました。自己採点60点というところで良しとしました。しかし全般に苗に元気がないので,先輩からは「ダメなようでも強いもんだよ」とは言われていますが,うまく成長してくれるかどうか祈る気持ちです。
30日に2度目の乳酸菌除草を,31日に昨秋調達しておいた屑大豆を散布しました。今月中旬にEM活性液による糖蜜除草をやれば一応春の作業は完了です。後は水の管理です。初めて挑戦する不耕起移植栽培です。周りから「それみろ!」と言われないように育てたいものです。田植の様子は下記Youtubeにアップロードしてあります。
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 前回の「ほっとステイ」の記事に対して幾つかコメントを頂きましたのでご紹介いたします。
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(Aさん)私は、これらの崩壊現象は、35年ぐらい前から始まったと思っています。その頃、私は副業として、スキー学校のインストラクターをしていました。そのスキー学校には「ちびっこスキー学校」と呼ぶカリキュラムがあって、小学生、中学生だけのコースがありました。
私も、年に1、2回、そのコースのインストラクターを務めました。安江さんが、今ご経験なさっておられることに通じる現象が、随所に見られました。でも、3日間のスキー学校の終わり頃になると、生意気だったり、モノも言わなかった子供たちも、生き生きとしてきて、帰りのバスを我々が見送る時には、どの子も泣いていました。思わず、我々も目頭が熱くなったものです。
ところが、その3日間、一緒に講習を受けていた先生方は、みな仏頂面で、誰も、我々インストラクターに挨拶をしないのです。腹が立つより、不気味でした。そして、心配でした。子供たちがです。その頃の子供たちは、今、40代です。ちょうど、安江さんのところに来られている先生方の年齢ではないですか?
あるいは、その後輩の先生方です。あの頃から、学校の崩壊は始まっていたのですね。
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(Tさん)「ほっとスティ」、興味深いですね。私自身、田舎(秋田の一寒村)出身で、百姓仕事はなんでも手伝いました。野菜の生育も、土も虫たちも普通の生活の中にありました。
今の子供達があまりにも知らないので、ショックをうけていました。大人が配慮しないといけなかったのですね。ベランダでもいいから、植物を育てるのは身近な体験になるかもしれません

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 首相と民主党の紛争は目を背けたくなります。兄弟喧嘩,夫婦喧嘩の類いは公衆の目を避けてやるものではないでしょうか。外部からやっているなと覚られるのは仕方ないとして,自分で公開するものではありません。兄弟喧嘩も夫婦喧嘩もお互いを鍛え強くしますからどんどんやったら良いと思うのですが,公衆に自ら公開するものではない筈です。政治と政治家に対する不信感に油を注いでいるようなものです。直前首相と現首相がやることでしょうか。
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 乱暴な言い方かもしれませんが,政治の世界では騙された方が悪いのだと思います。それを暴露するなどということは,自分の馬鹿さ加減を証明しているようなものではないでしょうか。自分で選んだ後継者に騙されたと公言するとは,なんというご粗末でしょう。
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 SNS「撤退の農村計画」が,同名の書籍について解説のセミナーを,620日(月)18時開場、18:3020:30頃,東京芸術学舎 101教室(http://gakusha.jp/access/)で開催します。会費は,1000円、詳細&申込は下記URLからです。http://www.gakugei-pub.jp/cho_eve/1106tettai/index.htm「まちづくり」にご興味のある方にはこのSNSはお薦めです。下記URLから無料で申込めます。http://tettai.jp/info/info-01.php
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学芸出版社のメルマガ[matiza]に,5月20日に行った「東日本大震災・復興まちづくり~私たちは何ができるのか、ともに考える」の配付資料、報告(静止画と音声)等が公開されました。10人の講師(建築学会,大学教授,建築士,農業,エコツーリズム協会,暮しサポート隊・他)が,素人に判りやすく話してくれています。
http://www.gakugei-pub.jp/cho_eve/1105higa/index.htm 私が一番興味を持ったのは,(暮らしサポート隊)と(仮り住まいの輪)でした。

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田舎暮らし情報館(蓼科より): http://tateshinadayori.blogspot.com/
田舎暮らし動画: http://jp.youtube.com/user/takasukey
「不耕起移植栽培・春の準備」と「不耕起移植栽培:田植」をアップロードしました。

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