2009年9月28日月曜日

稲刈り体験イベント報告・田舎暮らし便り(蓼科より)



平成21年9月26日,土,絶好の稲刈り日和!


ついに初めての稲刈りの日が来た。子供になった気分で2日も前からワクワク。今回も稲刈り機は,田植機と同じ方からお借りした。2条刈り。指導と試運転は,24日の午後やってもらった。練習とイベントの準備を兼ねて,周囲を2周りほど刈ってみたが,すばらしい機械でビックリ。
ねている稲でも起こして,抱き込んで,切って,束ねて,縛って,放り出す。そして早い!まさに,稲刈りロボット!コンバイン程のスピードはないが,農楽ならこれで十分だと思った。

イベント参加の1番乗りは,上田市からのお二人。運搬機を軽トラに積んでの参加でした。すごい戦力です。2番手は,府中からの1家5人。年少,小1,小5とご両親。この子供達がみんなを楽しませてくれた。
続いて練馬からの夫婦が車で到着。新幹線とバスを乗り継いで来てくれた男性を近くのバス停まで迎えに行ったのが最後の方でした。

まず,ブルックスのモーニングコーヒーからスタート。丁寧に入れるとその味もマンザラジャないと悦に入っている!コーヒーというとバラ園というイメージだが,農園とコーヒーもいける!

上田からのお二人がいろいろと指導して下さって大助かり。特にハゼ作りとハゼかけをご指導頂いた。ともかく私も初めてのことなので,ヒヤヒヤの連続だったがこのお二人のおかげで助かった。

私は主に稲刈り機を担当し,参加した方にも少しづつ体験してもらった。やってみると,面白いように稲が刈れるので,楽のし〜いということになる。子供達も,やりたい,やりたいというので,わたしが付いて一緒にやってあげると,大喜び。

お昼はバーベキュー。肉はスーパーで買いましたが,野菜類はほとんど私の作ったものでした。チンゲンサイとシュンギクのおろ抜きの生野菜は最高だった。ほんのり汗をかいた後,青空の下で大勢でバーベキューをやるのは気分満開!皆さん美味しいおししいと,かなり食べた。

子供達は,虫を捕まえるのが面白くて,イナゴ,コオロギ,カマキリ,カエルなどを追いかけ回して採っていた。特にカエルを20匹程小さな巣箱に詰込んでいて,帰る時にお母さんから,可哀想だから離してあげなさい,と言われていた。ともかく子供は元気の固まりですね!

おかげさまで,大勢の力で,夕方にはほぼ刈取りもハゼかけも終了。
天候と参加者に恵まれ,本当に有意義で快適で楽しいイベントになった。
神様,仏様に感謝,感謝です。

下記Youtubeにこのイベントの動画をアップ。ご覧下さい。



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2009年9月22日火曜日

孫とヒマワリの実をとる・田舎暮らし便り(蓼科より)

平成21年9月22日,火,薄曇り,20℃(PM7:00)

今日は普段の倍の農園アスレチックをやった。
26日(土)に予定している稲刈りの準備の中でも一番の手のかかる部分,ハゼっぽの準備をした。「ハゼっぽ」というのは,たぶんこの辺りの方言だろう。刈り取った稲の束を天日に当て乾かすためにかけるなが〜い丸太ん棒のことだ。写真があれば一目瞭然なのだが,残念ながら今はない。
そしてハゼっぽを載せる三脚を作る細丸太がいる。

その材料は,近所で,稲づくりを止めてしまった人と,コンバインにしたためにハゼっぽが不要になってしまった人からタダで頂くことができた。三脚用も一緒だ。とてもラッキーだった。
今日は,2軒のお宅の田んぼから,その材料を田んぼまで2トントラックを使い運び込んだ。

この辺の農家の皆さんは,供出用と自家用と稲刈りを分けている人が多い。供出用はコンバインで収穫し,自家用はハゼかけで乾燥し,自分で脱穀する。手はかかるがその方が美味しいからだ。子供達家族を含めても自家用米は全体の3分の1か5分の1だから大した量ではないから,一家総出で半日か1日で片付ける。という訳で,コンバインにした分だけどこの家でもハゼっぽが余っている。

今日楽しかったのは,昨日採ったヒマワリの実から種を取るというか外すというか,ヒマワリの盆から種をはがす作業を長男の孫娘二人と一緒にやったこと。二人は喜んでやってくれた。写真参照。
ヒマワリの種から油を搾ってくれるという方からご指導頂いた方法で,バーベキューの網に種の面をこすりつけて落とすのだ。実にうまく落ちる。みんな感心していた。

40本のハイブリッドサンフラワー種のヒマワリからどの位の油が絞れるのか。種は,見当だが10kg位しかないような気がする。それを油に絞るとどのくらいになるのか,やってみてのお楽しみだ。

26日の稲刈り体験イベントの参加者は子供さんを含んで7人程になりそうです。
サイドバーにそのリンクがあります。
お気軽に体験・遊びにお出かけ下さい。



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2009年9月21日月曜日

息子一家の帰省・田舎暮らし便り(蓼科より)



平成21年9月21日,日,晴,10℃(PM11:00)

今朝はかなり涼しくなった。長袖シャツ1枚では寒いくらいだった。昨夜遅く次男一家が元気な孫二人を連れてやってきた。今回は彼らの従兄弟の結婚式での帰省だった。孫達は車の中で寝込んでしまい,直行で布団に放り込まれた。私は,昨夜は1時過ぎまでパソコンを叩いていたので,朝は孫に起こされてしまった。

息子と孫と一緒にやることを頭に描いていた。たいした足しにはならないが,孫の喜ぶ様が楽しみだからだ。サツマイモを掘る,トウモロコシを採る,ヒマワリを収穫する,稲刈りイベントの準備で一番大仕事のハゼの材料運搬等であった。孫達もおじいちゃんと畑でいろいろやることを楽しみにしていたようだ。今年小学生となった長男は,特に軽トラに載るのが楽しみなようだった。

しかし,思惑は外れた。妻の母の見舞いに行ったり,温泉に行ったりして時間がつぶれ,明日は長野市で結婚式なので往復に時間がかかり,一日潰れてしまう。おまけに息子が仕事が忙しいからと言って明日の夜帰るという。結局,彼らが持ち帰るトウモロコシを採っただけで終ってしまった。がっかりだったがしょうがない,孫と楽しませてくれただけで良しとしよう。

サツマイモは私一人で9畝ある内の2畝を掘ってみた。しかし,収穫は予想の半分以下だった。残念無念!掘り返す土が思ったより固かった。三つ又で思いっきり振り下ろさないと掘れなかった。何が原因だろうかと考えたが,判る筈もない。土か,元肥か,追肥か,天候か。一度,農業指導員に聞いてみよう。

ヒマワリも一人で収穫したが,これは出来が良いように思っている。花も大きく立派で楽しませてくれたので満足している。種を下さったSNS友達に感謝している。写真を見て下さい。

実がびっしり着いている花の直径を測ってみると,大きいのは28センチあった。丁度40本収穫した。食用油にしたいと考えているので,コンパネの上に並べて日干しにした。2〜3センチある堅い茎は鎌で切って倒した。乾燥させて燃やしてしまおうと考えている。

夕方は,弟の娘夫婦もやってきて,賑やかにバーベキューとなった。ちょっと不満もあったが,楽しい良い一日だった。




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2009年9月20日日曜日

佐久平駅発着バス時刻表

新幹線「佐久平駅」発着 千曲バス時刻表

向かって頂くのは,「立科町役場前」(芦田)です。
事前にお知らせ頂ければ,停留所までお迎えに参ります。
ご注意:( )内時刻は,平日のみです。
所用時間は,約38分です。

「佐久平駅」蓼科口より「立科町役場前」方面行き出発時刻
7:51 8:56 10:11 (11:16) 
12:21 13:21 14:51 16:16 
(17:11) 18:24 (20:11)

「立科町役場前」より「佐久平駅」方面行き時刻表
(7:17) 7:40 8:50 10:10
(12:00) 12:41 14:00 15:36
16:00 17:10 
18:40(11月〜3月まで)
19:00(4月〜10月まで) 

連絡先:安江のケイタイ:090-3148-0217

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2009年9月13日日曜日

ニンニク土作り・田舎暮らし便り(蓼科より)

平成21年9月13日,日,晴,16℃(pm6:00)

昨日は久しぶりに恵みの雨でしたが,今日は小春日和のようなステキな秋晴れ!最高の農園アスレチックができた。

午前中は「農楽サロン」だったが,今日は来客はなく,約3時間ばかり草刈りをした。1箇所5mもある大きな土手がある。その一番の難所を片付けた。この1週間ばかり少しづつかって,これで一通り済んだ。汗ばんだ体に,稲穂をわたる風がとても心地よかった。

気になることがある。春放したタニシはどうなってるかな?
赤とんぼがつながってランデブーしてる。
そして新発見!イナゴがいるいる!今日まで気がつかなかった。稲刈りが済んだらイナゴ取りをしよう。

畑ではニンニクの土作りをやった。昨年のは土中の湿気が多くて出来が悪かった気がするので,今年は,野菜づくりの先生の方式を採用することにした。予定地の両サイドに,深く(30センチほど)スコップで溝を掘り,底にワラを3束づつ入れる,その上に乾草をおいて土で埋めた。

トマトとキュウリでこの方式を採用したが,とてもうまくいった。どうしてか?一般的に言われることは,干しワラを入れると窒素飢餓を起こすというものだ。その点を指導員に聞いてみると,「きっと,ワラは分解せずにそのまま残っているのではないか。たぶんそのワラは排水を良くする効果があったのではないか」という見解だった。

元肥は,落ち葉で作った腐葉土,豚糞堆肥,完熟鶏糞,コヌカ,苦土石灰,珪酸加里,炭等を散布し,管理機で2度撹拌した。これで2週間待つことにする。

今年は何もかも初めて,いろいろ作ってみたが,まあまあにできたのは半分くらいかな?キュウリ,トマト,ジャガイモはうまくいった。ナスと葉ものが良くなかった。しかし,考えかんがえ工夫しながらやって行くのは楽しいものだ。

来年は,きっとうまく作ってみせる,と意気込んでいる。



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2009年9月9日水曜日

水不足・田舎暮らし便り(蓼科より)


平成21年9月9日,水,晴,18℃(AM8:00)
かなりもう2週間くらい雨が降らないような気がする。粘土質があるので,カラカラ,カチカチだ。昨日,ついに廃品利用の貯水タンク(古い石油タンク)が空になってしまった。小さな沢の絞り水を細いパイプでひいているので,10日も雨が降らない空になってしまう。取水口に行ってみたら水がなかった。沢ガニがどうしてるか心配だ。

そこで,畑の東はじに掘ってある,山側からかすかに沁みだす水を集める小さな池を手入れして,水が多く溜まるようにした。今までに溜まった土砂をかきだし,杭を打って土留めをし,土が流れ込まないようにした。小さな水汲み桟橋も造った。1m真四角くらい。


おかげで今日は,タンクの水は空でも池の水は充分あったので良かった。水があるということはありがたいことだと思う。
水がないと野菜は育たない。蒔いた種も発芽しないし,芽が出ても枯れてしまう。1日に蒔いた4種類の野菜には毎日,その他の野菜にも極力水をくれている。


毎日採れるトマト,キュウリ,チンゲンサイ,トウモロコシが美味しい。特にイタリアントマトが良い。料理すると旨味がましてすばらしい。


今の一番の問題は,漬け瓜の成長が遅いこと。夜間温度が17℃くらいまで下がるので,夜はビニールシートをかけて保温し,水くれを増やしたら成長が早まってきた。今夜はかなり気温が下がるとの予報があったので,今夕は特にしっかりシートをかけた。


稲刈りイベント(リンクしてます)を計画しました。
最近のメルマガ「蓼科便り」にも掲載しました。
お気軽に,遊び感覚でご参加下さい


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2009年9月5日土曜日

自己流発芽法の成功・田舎暮らし便り(蓼科より)





平成21年9月5日,土,晴,20℃(PM9:00)

今日,自分で考案した発芽法のビニールシートをまくってみると,9/1日に蒔いた野菜類(大根,春菊,チンゲンサイ(写真上),ベンリ菜)が一斉にみごとに芽を出していた。人参だけがまだだった。

発芽法というのは,土の乾きを防ぎ,かつ最近の低温対策の保温をするために,苗代で使う穴あきの透明ビニールシートを種蒔きした後,しっかり水くれしてから被覆した。空気が通うように,ゆったりと被覆した。

今日で4日目なのだが,もう2センチほどになっていて,芽の出方が今までと違ってキレイに揃っていた。被覆のせいだと思う。これはやったぞ,と思ったが,心配はどうやって外すかだ。早速指導員にケイタイ。「数日かけて,朝はずし,夕方かけて,なじませたらどうだろう」とのことだったので,そうすることにした。

まだ1センチ以下だが,大根も9割り方芽を出した。(写真下)野菜のみごとな発芽と見るのはとても嬉しいものだ。大根は被覆してない。

一方,トマトの収穫が続いている。生食用と料理用イタリアンを作ってあるが,いずれも良いできだと思う。特にイタリアンがスパゲッティなどに入れるとステキだ。キュウリやシシトウやトウモロコシを合わせて子供達にも送っている。教えてくれた先生に感謝しなくちゃ!

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2009年9月1日火曜日

ダイコンを蒔き・田舎暮らし便り(蓼科より)


平成21年9月1日,火,晴,20℃(AM8:00)

ついに日本で政権交代が実現した。凄いことだと思う。明治維新に匹敵する出来事ではないか。よれよれになった羽田孜議員に非難の声もあったが,私は大きな拍手を送りたい。2大政党実現のために働いた立役者の一人だから。もし,今の民主党幹部が自民党と決別していなければ,彼らが2大政党を目指さなければ,日本の政治はどうなっているか,想像しただけで寒気がする。

国民は自民党に政治を託し,自民党は官僚と財界と持ちつ持たれつでやってきた。その時間が長く続きすぎたために腐敗しただけで,その過去が間違っていたというのは違うと思う。どんな組織も人も,一定の環境が長く続くと必ず腐敗するのは世の常だと思う。仕方ないことだ。だから交代と変化か必要だと思う。その変化を決めるのが選挙民ではないか。その転換が遅れた,民主への芽生えが遅かっただけだ。しかし,できたのだからすばらしい。

官僚を悪のように言っているがそれも間違いではないか,官僚が悪いのではなく,官僚を動かしているシステムが悪いのだ。自民・官僚・財界複合国家統治システムの自己制御能力喪失と変革不適合による淘汰現象と見れないだろうか。

果たして鳩山民主党政治がどうなるか?それは誰もまだ判らない。しかし,我々が政権を自分たちの意志で選択したこと自体が凄いことだと思う。

大変な混乱と錯誤と誹謗中傷が起こることだろう。しかし今回,我々は傍観者であってはならないと思う。選んだ責任がある。選んだからには任せる,支援する,提案するのは義務だと思う。生意気なことをいうようだが,民主主義の成熟度が試されると思う。

この政権交代を成功させれば世界の政治改革のモデルとなり,尊敬を集めることになるのではないでしょうか。日本の国家威信回復の絶好のチャンスだと思う。

ダイコンの話がどこかにいっちゃいました。今日は,耐病総太り大根(愛嬌のある名前ですね)と青首大根をそれぞれ100株づつ蒔いた。その他に,春菊,5寸人参,チンゲンサイを蒔いた。春菊,5寸人参,チンゲンサイには自己流の新農法をやってみた。稲の苗代に使う小さな穴あきの透明ビニールシートを,保水と保温の目的で,マルチのようにかけてみた。発芽したら外そうと思うが,果たしてどうなるか楽しみだ。


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