2011年7月9日土曜日

蓼科だより・195号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年7月9日(土)★
★今回のテーマ:ショッキングなできごと & コメント諸々 
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 7/1日朝田んぼで大事故(漏水)が発覚したことを194号で書きましたが,去る4日ミニバックをレンタルして,朝7時から夕方7時までかかって対策工事を完了しました。30年程前まで土木の現場でやっていたことが役に立ちました。
 当日の天気予報は午後3時から雨でしたが,幸いなことに実作業終了の5時頃まで降らずにいてくれて助かりました。粘土を扱う仕事ですから降られたら始末が悪いのです。
 パイプを探し当てるのに半日かかってしまいましたが,150センチ程の深さに入っていました。水中ポンプで水を排水しながら,パイプを約80センチ程切り取り,粘土を転圧しながら埋め戻しました。水を田んぼ側に閉じ込めた訳です。早速田んぼに水を入れました。 翌5日朝一番に飛んで行って見ると,漏水した箇所からは一滴も出ていませんでした。成功を確認しほっと安堵しました。
 嬉しかったのは,丁度埋め戻しが始まった頃,194号の記事を読んでいたメル友社長が「通りかかって,姿が見えたので寄ったよ」と,顔を出してくれたことです。国道142号線から見えるのです。帰り際に,「メルマガに書かれていたことがよく理解できましたよ」と,納得の様子でした。
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 自分のことですが先月,ちょっとショッキングな出来事がありました。私は,経営者生命をかけて「街並景観づくり住宅地」を東信地区に6箇所創りました。これは余談ですが,わたしが会社を手放さなければならなくなったのはこの事業による損失が大きな原因になってしまいました。 そんな想いで創り上げた住宅地の一つが佐久市にあります。そこにはとても立派に育った桂(佐久市の市木)の街路樹並木があります。先月のある日,ついでの時に立ち寄って見ると,その桂並木の丈が半分くらいにバッサリと切り縮められ剪定されてしまっていたのです。
わたしは唖然としました。その桂並木は2階建ての家の屋根を越えるくらいの高さまで見事に成長していました。それがバッサリと切られてしまったのです。
下記URLは2009年春にYoutubeにアップロードしたその住宅地の画像です。できましたらご覧頂きご意見をお聞かせ下さい。何故これが切られなければならないのでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=FsRELW66YV4
 問題はこの後でした。わたしは悲しくて訳を知りたくて,その住宅地内の懇意なお客様に電話でお尋ねしました。その方は「相談もなく切られてしまった」とのことでしたが,よくよく聞いてみると,「切ったのは三矢工業(私が社長だった)だと思いますよ」と言われまたビックリ仰天しました。 翌日,担当者に事情を聞いてみると,ただ「お客様から依頼があったので切りました」とのこと。その返事には何の問題意識もなくアッケラカンとしていました。このショックの方が大きかったです。
わたしにとって三重のショックでした。その担当者は私の現役時代一緒に”まちづくり”開発事業をやってきた側近でした。そのものをしてこの始末です。
実は,当時販売した住宅地には全区画に景観形成住民協定を付けていました。その協定の中には,「シンボルツリーで立派な並木を育てましょう」と明記されているのです。
 私は昔から指導を受けている大学教授にできごとを話し,意見を求めました。「それが日本のレベルですよ。何故表参道に人が集まるのか,美しい街には立派な街路樹があるのか,その意味が判っていない」とのご返事でした。 参考にWikipediaで「街路樹」で検索して見ると,日本中の美しいと言われている街の街路樹がたくさん出ていますが,美しい街の街路樹は頭を止めるようなことはしていません。街路樹の頭を止めるのは,電線があたることが大きな原因だと思います。ですから,表参道にも私が創った住宅地にも電線はありません。
最終的に一番ショックなのは,自分がやった社員教育はこの程度だったのかということです。何という無能,何という浅はかさでしょう。自分の想いを伝える難しさを今更ながら痛感しています。遅すぎますが・・・。
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Youtubeアカウントのトラブルが解決しましたので,遅れを取り戻すべく二つアップロードしました。ご覧下さい。
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前号で御用学者について教えを乞いましたら,お二人からご教授頂きました。納得できました。ありがとうございました。
(Mさん)御用学者と呼ばれるには二つのタイプがあります。一つは、安江さんの言うとおり、研究成果や結果が省庁の方針と一致しているために、反対から「御用学者」と言われるタイプ。この人たちは問題ありません。問題はもう一つのタイプです。官僚のいうままの作文に、自分の考えもなく、出席し何も意見もいわずに、賛成する教授陣。委員長は、こなしで官僚が書いた委員会でのしゃべり方までメモがあり、その通りに進める人。委員長「・・・・・・」賛成の声あり「それでは賛成多数でこの案を決定します・・・」とか。これで委員長を10や20をする人。もうひとつ問題があるとすれば、官僚の答案に賛成する委員長を選び、委員も委員長の一派か役人の推薦者ばかりそろえる。この方法に、反対派が御用学者の集まりというわけです。
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(Yさん)その人の発言を科学的に良く検討して判断するのではなく、軽薄な世論のムードに洗脳され、洗脳されていることにも気付かず、それを絶対視し、それに合わない人を「御用学者」「原子力村の住人」などと決め付けて一向に疑わない人々が多くいます。
これは、欧米で19世紀初めまで行われていた魔女狩りに良く似ているのではないでしょうか。日本では、魔女狩りのような非科学的な行為は江戸時代ですら行われていなかったのに、現代になって却って似たような現象が見られるのは残念なことです。
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 前号でご紹介した住宅生産性研究会のメルマガに,津波現場の視察報告と被災した住宅のローン問題について書かれています。ローンの部分だけ一部引用します。ノンリコースローンの話です。<>です。
<欧米ならば、モーゲージローンであるため、住宅が消滅すれば住宅ローンも消滅する。罹災者に対してそのローン債務は、一元的に金融機関が負うべきとし、金融機関対策はその後の問題として対応するべきで、先ず納税者である国民(主権者)を救済するようにしなければならない。東日本大震災に対する対応は、松本復興大臣の退任同様、とりあえず、問題の矛先を変えるだけで、政府は何をやろうとしているか、政府が国家の責任をどのように考えているか、すべて分からないことに震災対策は象徴されている。>
(私)このメルマガは下記URLから読むことができます。
住宅生産性研究会(HICPMhttp://www.hicpm.com/ 
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原発について,少し過激なメル友Mさんからのコメントですが,わたしは同感しています。<>内です。
<そもそも「原発は絶対安全だ!」なんて信じていた国民がいたのでしょうか?もしいたとしたら今回の惨禍はまさに人災ということになります。
飛行機は墜落しますし、船は沈みますし、電車は脱線します。これって当たり前のことです。(世界標準では・・・)
 交通事故をゼロには出来ません!自殺者をゼロにはできません!労災事故をゼロにはできません!殺人をゼロにはできません!汚職をゼロにはできません!脱税をゼロにはできません!談合もきっとゼロにはできないでしょう・・・・・・・・こんなこと全て当たり前のことです。
原発事故だってゼロにはできないことも当たり前のことです。だって昔原子力船むつとかいう船が処女航海で放射能漏れを起こして、そのまま廃船になったではありませんか!確か原子力船むつは日本の船だったと思います。
「子供達の将来はどうなると!」と泣き叫ぶ母親の演技力にはただただ敬服しております。私がもしそう思ったのなら子供のために移住しますね!泣き叫ぶ前にリスクが想定されると自分が思う場所から退避する・・・・・これも当たり前のことです。
この国では当たり前のことが当たり前でないという「不思議な国」なのですね。>

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2011年7月2日土曜日

蓼科だより・194号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年7月2日(土)★
★ 今回のテーマ: 佳境の農楽 & 御用学者? 
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  もう7月,東日本大震災と原発騒ぎであっと言う間の半年でした。試行錯誤の米の不耕起移植栽培と断根摘心大豆のせいかも知れません。やはり新しい取り組みというのは”想定外”の失敗をします。夢中になり,ムキになり,だから余計時間が早いのでしょう。
朝晩1~2時間田の草三昧です。その時だけは唯我独尊,無我の境地です。トノサマガエルが時折その無我を遮ります。数日前は私のすぐ隣で鳴声を聞かせてくれました。初めてカエルが鳴くのを見ましたが,アゴの両側を大きく膨らませて背中も震わせて鳴きます。そして昨日はカエルに成りきっていないアマガエルを飲み込んで,口から両足とシッポが出ている姿で目の前に現れました。見た時はギョットしました。狩りを見せたかったのでしょうか。生存競争は実に過酷です。人間社会も「人を食い」ますものね。
今日は田んぼで重大事件が発覚し,その対応に追われました。私には用のない(田を干さないので)昔入れた暗渠集水パイプからの漏水が始まったのです。今朝田んぼに行ったら,妙に水が少ないなと思い,排水路側の土手を点検していたら判ったのです。暗渠パイプを掘り出して切断し,粘土で水を閉じ込めてしまうことに決めました。月曜日にミニバックを借りる手配をしました。
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木曜日には,市川市立小学5年生6名を「ほっとステイ」で受入れました。初めての小学生でしたが,とても元気が良く,よく走り回り,よく歌い,自己主張もチャンとできる可愛い子供達でした。ミミズもカエルもセミの幼虫も見て感動し,抜いたジャガイモについたたくさんの芋をみて歓声を上げ,田んぼではトノサマガエルと蛇に大騒ぎ。彼等には草取も遊びになるようです。いつもの生命と環境の話も理解してくれたようです。
「ほっとステイ」で受入れた千葉市の中学3年生から,色紙に6名で寄せ書きした礼状が届きました。さすがに3年生,字も書かれた内容もしっかりしていました。嬉しかったのは,「生命が太古からの継続の中で生きていることが判り感動しました」とか,「蜂やカエルなど苦手だったけど,安江さんの話を聞いて考えが変わりました」などと書いてあったことです。子供達は素直で良いですね。
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6/20日からYoutubeのアカウントでトラブッテしまい,昨日やっとのことでプロの助けを得て回復しました。一時は,3年間かけて250以上もアップロードしてきた田舎暮らし動画が消えてしまうのかと心配しました。Youtubeサポート部隊も回答できなかった問題を解決してもらい救われました。原因にはgoogleとYoutubeの経営統合のことが絡んでいたようです。難しいものです。
その方はかつて自衛隊兵器のシステムエンジニアで,私にMacを教えてくれた人で,理念と理想をしっかり持っていらっしゃいます。持つべきは良き師です。神田駅前で新製品開発(ノイズミュージック器機)をしています。御礼に彼のネットショップをご紹介させて頂きます。放射線カウンターも商品の中にありました。
神田バザール:http://jiro.open365.jp/
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私の”まちづくり”の先生からの情報をお伝えします。住宅生産性研究会(HICPM)http://www.hicpm.com/ 戸谷英世先生はツーバイフォー住宅基準を作った元官僚ですが,早期に退職し,このNPO法人をつくり,住宅産業の発展とまちづくり事業推進に尽くして来られた方です。
今メルマガでマンション建て替えに関わる裁判問題を書いています。注目すべき見過ごせない問題だと思いますが,私自身何もできませんので,皆さんに情報の伝達だけお手伝い致します。是非お目通し下さい。上記URLからメルマガを読むことができます。申込むと配信して頂けます。
敢えて要約すると,「官僚社会で見ていたものもひどい差別社会でしたが、それとは全く比較にならないほどの閉塞した司法社会での差別がやられていることが分ってきました。・・・・汚い裁判組織を情報公開することで、国民がそのような裁判組織を容認できるか、と言う視点からこの問題に取り組んでいったらどうかと考えています。」
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 唯臥独村さんより,福島県の放射線リスクアドバイザーである山下教授(長崎大学)のホルミシス論について下記の情報を頂きました。
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_112090_397721_140 」
 ところが,「山下教授の解任を求めて、ある人権団体が署名活動を行っているそうです。専門家による長年の科学的な研究に基づくアドバイスを、人権の見地から否定しているわけです。
ガリレオ・ガリレイは、地動説を唱えたがために、ローマ教皇庁検邪聖省の異端審問所審査で有罪の判決を受けました。私は、山下教授のアドバイスを人権の見地から否定することは、このことと良く似ているような気がしています。山下教授の心境としては「それでもなお、私のアドバイスは正しい」というものではないでしょうか。」
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 6/9日付け産経に東大放射線科・中川恵一准教授の「発がんリスク 100ミリシーベルトが目安」という記事が紹介され,Webで読むことができます。http://sankei.jp.msn.com/life/news/110608/bdy11060822250001-n1.htm
被曝による発がんリスクについて、「日本人は、2人に1人が、がんになる世界一のがん大国。喫煙や飲酒の方がよほど危険だ」と語り、「過度の心配をする必要はないという。」という書き出しで,かなり具体的に書いています。
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(私)いつも気になっていることがあります。「御用学者」という言葉です。私の解釈では時の政府筋や大企業よりの論説を主張する学者に対して向けられているように感じています。当然その反対の立場にいる人達が使うことが多いですね。その観点からすると,上記二つのホルミシス論もそれに該当するのでしょうか。もしそうであるとしたら,おかしな話だと考えます。どなたかご教授願えないでしょうか。
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 20代で甲信越一の「池の平ホテル」の社長になられた矢島義拡社長に,地元の一員としてエールを送る意味で,ご紹介致します。<>内です。
<池の平ホテルでは、さまざまな世代の方々に「健康」という最高の幸せを提供したい、との思いから、松本大学(担当:根本賢一准教授)の協力を得て「健康いきいき診断プログラム」を企画しました。気持ちのいい自然のなかで、心とからだをリフレッシュする。そんなリゾートでの過ごし方、始めてみませんか。
「健康いきいき診断プログラム」
https://www.ikenotaira-hotel.co.jp/health_program/ >
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2011年6月25日土曜日

蓼科だより・193号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年6月25日(土)★
★ 今回のテーマ: 失敗も楽しみ & ヘリテージ財団報告書 
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  九州や東北では猛暑と雨で大変ですね。信州は今のところ空梅雨かと思われる程降りませんので,九州や東北の皆さんに申し訳ないような気持ちです。

今週は,ヒマワリ(採油量の多いトライアンフ)200本(昨年の5倍)と,失敗作の断根摘心大豆約500本を定植しました。ヒマワリも大豆も初めて播種用トレイで育苗してみました。ヒマワリは室内で発芽したものが徒長してしまい,発芽前から陽当たりの良いところに置く必要があることが判りました。問題は発芽率でした。約500粒蒔いたので,40%でした。トライアンフの特徴なのか私の技術の問題なのかこれから調べます。
ーー
断根摘心大豆については,摘心の位置を間違えたのが悔しくてなりません。5/10日に種蒔きしたのに,定植が今頃になってしまい,しかもチャント実ってくれるかどうかの見当がつきません。
稲も心配です。不耕起専用田植機で,固い粘土を切り砕きながら植えたのですが,土が堅いが故に切り砕いた部分の土がこなれておらず,スカスカの状態になっているところがあります。そういう部分は浮き苗状態なっています。次回の課題です。シッカリ冬期堪水ができるようになればこういうことは起こらないと思うのですが・・。ともかく初回ですから,できるだけ教科書に忠実に行い,後は辛抱してシッカリ観察しようと決めています。
それもこれも素人故,ドキドキハラハラも楽しみの内です。
ーーーーー
もういいよ,と言われそうですが又しても原発です。
 株式会社ハルシステム設計のホームページに原発問題の核心的な部分について判り易い解説がされています。
第12回 福島第一原発の原子炉事故を考える( 下記URL)をご覧下さい。 
http://www.halsystem.co.jp/TrainingHall/G12/G12index.html 
ここに記述されている原発の「安全神話」は【ラスムッセンの確率的安全性評価】理論によるのだそうです。その内容と破綻の原因についても書かれていますが,何とその危機要素の中に自然災害とヒューマン・エラーについては入っていないというのです。これに関して著者に質問しました。
ーー
(私)それにしても,「大地震、大津波」等の自然災害や、人間が操作することによる「ヒューマン・エラー」がその理論の中に入っていないことに誰も疑念を持たなかったのでしょうか。多重安全装置の安全度を一気にゼロにしてしまうことは明白なのに,です。信じられません。
ーー
(安中)ラスムッセンの確率的安全性評価の世界は、純粋な確率理論の世界です。本理論に自然災害や人間のリスクが入っていないことは分かっていました。しかし、リスクをトータルで考えるという概念が欠如していました。
 いえ、もっと深刻です。「万難を排してもなおリスクはある」ということは「言ってはいけない」のです。これが暗黙の了解でした。「リスクはある」と言ったとたん、住民や国民から「なら、原発はダメ」と全否定されるからです。リスクの内容およびリスク・ヘッジについての説明をする機会すら与えられないということが明白でした。
我が国におけるリスクと安全の関係は、以下のようになります。「リスクがないことが安全」、「リスクが少しでもあれば安全とは言えない」。ですから、リスクへの対処を考えること自体が「おかしい」となってしまうのです。
ーー
(私)以前(この便り187号)に,原発安全問題について下記のように書きましたが,この根拠が再確認されました。
「(原発建設について)騙した方も騙された方も同罪だと思っています。騙した振りと騙された振りをした共犯だと思います。何故なら,科学と技術に100%安全がないのは絶対的公理であるにも関わらず,それを否定した「あり得ない原則」の上に立って合意しているからです。」
ーー
私自身,何が本当かは判りません。しかし,もういい加減に非科学的,魔女刈り的思考から抜け出せないものでしょうか。全く不毛で悲惨です。この道の行く先は,限りなく疑心暗鬼とコストがかさみ,経済も政治も破綻してしまうのではないでしょうか。
これに関連する情報を一つお伝えします。構想日本(事業仕分けを始めたシンクタンク)が主催しているフォーラム「飯館村から日本の政治を考える」が6/30日に赤坂であります。飯館村村長と毎日新聞の戸ケ沢氏がゲストで,加藤秀樹さんがコーディネイターをするのできっとセンセーショナルな展開になるのでは期待しています。私はWebで見させて頂きます。詳細は下記URLよりどうぞ。
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 ついに産経が「低レベル放射能それほど危険か」というテーマで,「正論」に掲載しました。元駐タイ大使・岡崎久彦氏が書いてます。特筆すべきことだと思うので,長いですが全文をコピペ致します。下にURLを添付しています。ーー
「国民に真実伝えなかった政府」
米有力シンクタンク、ヘリテージ財団が、東日本大震災への日本の対応ぶりをレビューして、今後の米国への教訓とするために、報告書を発表した。
日本国内では、原発問題をめぐって、非難、弁護相交錯して泥仕合の様相を呈しているので、評価が定まるのはもっと先になろう。その意味で、米国で早くもまとまった評価は参考になる。
日本の対応ぶりについては、まず称賛である。「天災国日本は、『準備の文化』を示した。過去の災害の教訓を生かし、災害対策を準備してきたことが成果を生んだ。昨年9月の地震避難訓練には67万人が参加した。そして実際の地震に対して、日本国民は、素晴らしい規律と耐え忍ぶ能力とを示し、暴動や大混乱などは生じなかった」と、米国も準備の文化を育てるべきだと言っている。
他方、日本の対処ぶりの中では情報の伝達に問題があったと指摘している。「政府が福島原発の状況につき、満足できる情報を提供できなかったので、国民の恐れと不安感を高め、世界のメディアの憶測や誤報を招いた」とし、「日本政府の対応の中で、最も問題だったのは、低レベル放射能にどの程度リスクが有るかを、有効に伝えることができなかったことであった」と指摘している。
これについては、「混乱が生じる理由の一つには、低レベル放射能についてはいまだ多くの科学的論争があることである」と、慎重に留保しつつも、「低レベル放射能の危険は一般に考えられているものよりはるかに少ないかもしれない」「現在の基準が危険を過大視していることを示唆する科学的証拠もある」と述べている。
そして、災害の真っただ中で、この問題の複雑さを説明するのは困難なことであろうと、再び留保しつつも、米国は将来の同様な危機に際して、低レベル放射能についての正確な情報の提供に努力すべきであると唱えている。

「毒も薬になるホルミシス効果」
回りくどい言い方はしているが、詰めて言えば、あるレベル以下の放射能は危険でないということを、初めからはっきり国民に知らせられれば、今回の日本のような混乱は避けられるだろう、と言っているのである。

時を同じくして、注目されるのは、2008年の米ミズーリ大学名誉教授のトーマス・D・ラッキー博士の論文である。日本には、茂木弘道氏により紹介された。
これは、広島、長崎の被爆者8万6543人の健康状態の追跡調査の結果の学術報告である。
まず、長く原爆症で苦しんだ人々も含めて、被爆者の両親から生まれた子供に遺伝子上の奇形児は1人も見つかっていない。
また、低レベル放射線を浴びた母親から生まれた子供たちの方が、一般平均と比較した場合、死産、先天性異常、新生児死亡などの比率が低い。
がんについては、平均的な被爆者の人々の白血病による死亡率は、市外の2つの町のグループの人々より低かった。約20ミリシーベルトの被曝(ひばく)線量であった7400人のグループでは、がんの死亡率の著しい低下が見られた。そして、その他の数値を挙げ、結論として、低線量放射線は日本の原爆生存者の健康に生涯にわたり寄与したことを示している、と言っている。
さらに、日本の被爆生存者において、ほとんどの臓器がんには予想されたホルミシス効果が認められると、報告している。ホルミシス効果とは、生物に対して有害なものが微量である場合は、逆に良い効果を表すという生理的刺激効果のこと、つまり、毒を薄めると薬となるということである。

「60~100ミリシーベルトが健康に最適」
東京大学の稲恭宏博士によると、塩をどんぶり一杯食べれば人間は倒れるが、少量の塩がなくては生きていけない。ラッキー博士の報告によれば、がんについては、20ミリシーベルトが一番良い塩加減ということになるが、博士は他の論文では、60~100ミリシーベルトが人間の健康にとっても最適の数値であろうと言っている。
たしかに私の知人でも、広島の被爆者で80歳過ぎても元気な人がいて、その親類の被爆者も皆元気で長生きだという。
そういえば、昔は皆、健康のためと言って、ラジウム温泉に入ったり、放射能が出るといわれてカルルスせんべいなるものを食べたりしたことも記憶する。
素人考えでも、人類を含めてすべての生物は、宇宙から来る放射線を浴びている地球の中で発生し、共存しつつ進化してきたのであるから、放射線があることを前提条件として生きているのであろう。そして当然に、日光を浴びるごとにホルミシス効果の恩恵も受けてきたことは、常識として納得できることである。むしろ、放射線を全部遮断すると微生物が育たないということもあるという。
私は専門家でも何でもない。最近の米国の評論を紹介しているだけである。ここでやめるべきであろう。これ以上を語ることは、素人として口数が多すぎる。(おかざき ひさひこ) 
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110622/dst11062203240004-n1.htm
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しかし,一方でNHKオンデマンドで2006年放送の「汚された大地で〜チェルノブイリ」や今年放送の「チェルノブイリ事故25年,永遠のチェルノブイリ」などを見ると,やはり恐ろしいです。素人判断ですが,被爆と被曝がこれらのリポートの中でも一緒になっていると思います。根本的に違うのではないでしょうか。
長くなっちゃってスミマセン。
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2011年6月19日日曜日

蓼科だより・192号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年6月18日(土)★
★ 今回のテーマ: 田の草取 & ほっとステイ 
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  15日から田の草取りが始まりました。手作業で這い回る腰のトレーニングです。昨年道具を作ってチェーン除草をやりましたが,結果的には時期を間違えて失敗し,草取に40日もかかってしまいました。馬鹿な話です。今年は巧くやろうと意気込んでいたら,何と今年はチェーン除草が使えなかったのです。
田ぶちも代掻きもやってないので,固い土に草が生えるためにチェーンを引きずったくらいでは抜けないのです。まだ小さな草を指で抜こうとして判りました。引っぱるとちぎれてしまうのです。強粘土地の特徴かもしれません。
 今春は,畦をかさ上げする為に4月一ヶ月間田んぼを干したのが影響しているかも知れません。それに,数年するとできるというトロトロ層もまだありません。いろいろ影響していると思いますが,修行の身ですのでいくら時間がかかってもやるつもりです。
結果として,不耕起栽培の先輩から教わった乳酸菌除草とクラシックな手作業でやることにしました。乳酸菌除草は一定の(50点?)効果がありました。手作業は,朝晩2時間づつやって,10〜15日位で終らす予定です。またまた体力が着きます。色もコンガリしてきました。(笑い)
ーー
 去る14日目に6回目の「ほっとステイ」を受入れました。柏市の中学2年生5名でした。9時に到着して午後1時25分には帰るという短時間だったので,草取,野菜苗植えと近所の散策しかできませんでした。ちょっと短すぎました。
中学生にいつも話していることを書いてみます。「5〜6時間という短い時間だけれどもこれだけは理解して帰って欲しい」と前置きして,①自然環境を守っているのは誰か②今生きているって,どういうことか,を話します。このことを理解させようと思った発端は,彼等の大部分がカエルやミミズは嫌い,気持ちが悪いと思っていることが判ったからです。
 「自然環境の基は土なんだよ。土の中と上にはたくさんの生物や微生物が生きていて,それらが土を良くしてくれるから,人間の食べ物が育ち,肉になる動物も育つんだよ。その代表的なものがミミズやカエルなんだ。これから畑の土を掘ったり草を抜いたりすると出てくるけど,手にとって「ありがとう」って言いなさい。もしそれができないとしたら,「自然は大切」なんて口にする資格もないし,食べ物を食べる資格もないんだよ。蜂などのたくさんの虫や昆虫がいるけれども,彼等がいなかったら果物は実らなくなり人間は生きていかれなくなるんだよ。だから虫は嫌いなんて言っちゃバチが当るよ。」
「君たちは13才だから,13年間生きてきたと思っているよね。だけどちょっと考えてみよう。親がいなければ自分はない。親の体の中に生きていた命が何万という仲間の精子を打負かして出てきたんだよね。親の親,そのまた親と無限に遡っていくと,地球上に生命が誕生したところまで続いているんだよ。だから,もしかしたら何億年の命を生きているのかも知れない。その連続のどこかで子孫をつくる前に死んだり殺されたりしていたとしたら,今の自分は無い訳だよね。そう考えると,13才とは思えなくなるんだよ。今生きていることがものすごい奇蹟に思えないかい。感謝したくなる気持ちになるよね。」
 ミーティングでこんな話をしてから,畑に出ます。素手で土にさわらせ握らせます。草をむしるとミミズが出てきますが,私の手前キャッとも言えず(言う子もいますが),怖そうにじっと見つめている彼等が理解しようとしているのが判り,いじらしくなります。帰り際に「おじさん,ミミズもカエルも好きになれそうです」と言ってくれた時は嬉しかったです。
子供達は誰からこういう先入観を植付けられたのでしょうかね。
 「ほっとステイ」の動画をYoutubeにアップロードしました。

「バリアレス・ハートギャラリー in 羽田」のご案内を頂きました。私にヒマワリ(トライアンフ)の種を送って下さる方が実行委員長です。 
障害を持つ方々との心の障壁を解消し、お互いの心 を理解するコミュニケーションを目的として、一般の方々の目に触れる機会の少ない彼ら の絵画作品を展示しております。入場無料です。下記URLをご覧下さい。
http://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/files/whats_new/110602.pdf
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189号,190号と「ほっとステイ」のことを書きましたが,いつも示唆に富んだコメントを下さるメル友唯臥独村さんが,日教組のことに絡んで「君が代」についてご友人のブログを紹介して下さいました。平成13年に境野勝悟先生からお聞きしたのと同じ納得の君が代論です。
http://o-yamagoro-10.at.webry.info/201106/article_1.html
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前回お知らせした「望郷のバラード」,このところ毎日聞いています。
数奇な運命を辿ったその秘話を教わりました。 
http://melma.com/backnumber_49442_573030/
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2011年6月11日土曜日

蓼科だより・191号〜田舎暮らし情報

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年6月11日(土)★
★ 今回のテーマ: 6月の農楽 & 低放射線有益論-の第2弾
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  田んぼの稲の状態(色,姿)が良くなってきました。でも隣と比べると見劣りします。本によると,1ヶ月間位の成長は在来農法より遅いとあるので,じっと待つことにしています。
大豆の断根摘心栽培はうまくいったぞと良い気になっていたら,とんでもない初歩的ミスに気がつきました。子葉と本葉を間違えていたのです。そんなことも知らなかったのです。素人の浅はかさというか不勉強というか,我ながら呆れました。ですから,本葉から出た芽を摘心していたのです。
慌てて,断根摘心栽培をやってる先輩に相談しましたら,「1週間位遅れるかもしれないが効果は変らないから大丈夫だよ」と言われ,ほっとしているところです。今日のことでした。
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梅雨に入ると驚く程草が伸びます。梅雨明けまで断続的に草刈り機で腰捻転アスレチックが続きます。
去る6日に,5回目のほっとステイを楽しみましたが,子供達の担任の先生が私に「おはようございます。宜しくお願いいたします。」と明るく挨拶してくれたのです。初めてでした。私は嬉しくなって「先生はすばらしいです。私に挨拶をして頂いた初めての先生です。」と申し上げ,握手してしまいました。とてもおきれいな方でした!学校が横浜市から千葉県に変ってためでしょうか?
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 又しても原発に引っぱられました。
 6月6日のHAL通信は、福島第一原発より危ないと言われている高速増殖炉「もんじゅ」の特集です。下記URLをぜひご覧ください。http://www.halsystem.co.jp/TrainingHall/G11/G11index.html
ーー
ごくごく一部を抜粋します。
(HAL通信)前略・・当時の設計チームが何度も計算し直し、検討を繰り返した末に出した結論は、「現在の技術では、この種の原子炉の建設は時期尚早」でした。しかし、既に国家予算がついた計画が止まることはありませんでした。・・中略・・「ふげん」「常陽」「もんじゅ」の建設費だけで推定2兆6000億円、その後の運転維持費を加えば、3兆5000億円の予算が付いたプロジェクトです。それによって恩恵を受ける人たちや企業がどれほどの数になるかを考えてください。「若造の技術者たちの戯言(ざれごと)で中止など、するわけはなかろう」となったのです。
 今回の福島原発の事故も全く同じ構図で起きています。つまり、国家予算が付くところから狂っているのです。悪いのは原子力ではありません。技術でもありません。今の日本の政治・行政の仕組みでは、同じことを何度でも起こします。この仕組み全体を変えるしかないと思います。ーー
(私のコメント)結論にあるシステムの問題なんですね。同感です。しかし,良くも悪くも今日本を動かしているシステムによって,皆飯を食ってる訳ですから難しいですね。総論賛成,しかし各論で自分も関わっていることが判ると反対となります。でも,そこを何とかしない限り,猪瀬さんの「昭和16年夏の敗戦」と同じにしかなりませんね。
ーー
(安中さん)原発特集の第11回で書いた「もんじゅ」の話は、「昭和16年夏の敗戦」とそっくり同じです。我々の結論は無視され、建設は強行され、そして計算通りの事故が起きました。我々は「見ろ、おれたちの言ったとおりだ!」と喜ぶわけにはいかず、深い空しさでいっぱいでした。 
ーーーーー
いつも貴重な情報を頂くメル友Wさんから低放射線有益論-の第2弾(転送)を頂きました。<>内です。
<先に、ラッキー博士の低放射線有益論の日本語訳をご案内しました。今回は、その第2弾として「放射線廃棄物による健康増進」の日本語訳をしましたのでご案内します。ご希望者にはPDFファイルをお送りします。・・中略・・低放射線が健康増進につながることを実証する論文は3000を数えていて疑問の余地はないことがまず示されていますが、さらに議論を進め、放射線は約40の生命維持に必要な要素物質の一つであること、そして一般的に言って、人間にとって不足した状況にあると結論付けています。
核施設で働く労働者800万人年の被曝データとガン死亡率との関係が一般の人々との比較を示すグラフ6は8つ研究結果を載せていますが、明確に核施設労働者の方が、一般の人よりもガン死亡率が低くなってていることが示されています。50ミリシーベルト/年ですと、一般人の40%以下となります。>
ーー
 更にWさんから追加情報です。いろいろ出版されていますが、WAC社から出ている「放射線の話」
http://web-wac.co.jp/book/bunko/381(大朏(おうつき)博善著)が非常にわかりやすくコンパクトにまとめてあり、興味のある初心者の方には薦めてください。軽い放射線量がいかに有効かまたいかに利用されて恩恵を受けているかホルミシス現象を知って欲しいですね。
ーー
それにしても大手マスコミは「放射線閾値論」をどこまで無視し続けるのでしょうか。何故考えよう,論じようとしないのでしょう。マスコミの姿勢は,戦前の対米開戦強硬論と一緒です。科学がどこかにすっ飛んでいます。カエルが嫌い,ミミズが気持ち悪いの類いと同じとしか思えません。いったい誰が世論を糺すのでしょうか。
ーーーーー
 文芸に造詣の深いメル友から,天満敦子さん奏でる深い哀切の曲を教えて頂きました。このルーマニアの作曲家は,独立運動に参加して投獄され29歳の若さでこの世を去りました。彼が獄中から故郷と愛する人のことを想い作曲したのがこの「望郷のバラード」です。この曲が持つ悲哀が現実にならなければいいなあと思いながら聞いています。
曲は,下記Youtubeから聞くことができます。久しぶりにやるせない哀切のバイオリンを聞きました。
http://www.youtube.com/watch?v=Otj8Dt0D4Ms
有名なエピソードは下記からどうぞ。

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2011年6月5日日曜日

蓼科便り190号・田舎暮らし便り(蓼科より)

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年6月3日(土)★
★ 今回のテーマ:断根摘心大豆栽培 & ほっとステイ
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  3日程前から岩澤先生が指導する「断根摘心大豆栽培」の挿し芽を始めました。この栽培法だと普通の方法の3倍以上の収穫があるというので挑戦しています。(「現代農業」2010年7月号に詳しく掲載されています)
ーー
丈が6〜7センチに伸びて,「本葉がきれいに八の字になる頃」にと書かれている通りにやっていますが,要領を得ません。今まで育てた苗箱から折り採って新しい苗箱に挿すのですが,水をくれた細粒鹿沼土は刺す時に抵抗があります。爪楊枝で穴を空けたらうまくいきました。
土から1センチ位の位置を折るのですがやりづらいです。きっと何かコツがあるのだろうと思いながらやっています。そして,本葉の上に5〜7ミリ程伸びた小さな芽を取って128セルの苗箱に挿していきます。(http://www.recipe-blog.jp/viewer/item/11045093 に関連ブログ)
ーー
 明日予定の「ほっとステイ」の子供達にもやってもらおうと考えています。「ほっとステイ」と書いて,ふと思い出しましたが,前回の生徒達をバスに送った時,子供達は丁寧に頭を下げて乗って行きましたが,側にいた先生二人は私を振り向きもせずバスに乗り込んで行きました。腹が立つのを通り越して無性に情けなくなりました。全ての先生方を一緒にしたら失礼だとは思っていますが,先生方の社会常識のなさについての世評を再確認しているこの頃です。大学生をいきなり先生にしてしまう今の教員採用システムに問題があると思っています。社会教育を受けていないのですから所詮無理です。
ーー
昨日で,田んぼの浮き苗処理を終了しました。自己採点60点というところで良しとしました。しかし全般に苗に元気がないので,先輩からは「ダメなようでも強いもんだよ」とは言われていますが,うまく成長してくれるかどうか祈る気持ちです。
30日に2度目の乳酸菌除草を,31日に昨秋調達しておいた屑大豆を散布しました。今月中旬にEM活性液による糖蜜除草をやれば一応春の作業は完了です。後は水の管理です。初めて挑戦する不耕起移植栽培です。周りから「それみろ!」と言われないように育てたいものです。田植の様子は下記Youtubeにアップロードしてあります。
ーーーーー
 前回の「ほっとステイ」の記事に対して幾つかコメントを頂きましたのでご紹介いたします。
ーー
(Aさん)私は、これらの崩壊現象は、35年ぐらい前から始まったと思っています。その頃、私は副業として、スキー学校のインストラクターをしていました。そのスキー学校には「ちびっこスキー学校」と呼ぶカリキュラムがあって、小学生、中学生だけのコースがありました。
私も、年に1、2回、そのコースのインストラクターを務めました。安江さんが、今ご経験なさっておられることに通じる現象が、随所に見られました。でも、3日間のスキー学校の終わり頃になると、生意気だったり、モノも言わなかった子供たちも、生き生きとしてきて、帰りのバスを我々が見送る時には、どの子も泣いていました。思わず、我々も目頭が熱くなったものです。
ところが、その3日間、一緒に講習を受けていた先生方は、みな仏頂面で、誰も、我々インストラクターに挨拶をしないのです。腹が立つより、不気味でした。そして、心配でした。子供たちがです。その頃の子供たちは、今、40代です。ちょうど、安江さんのところに来られている先生方の年齢ではないですか?
あるいは、その後輩の先生方です。あの頃から、学校の崩壊は始まっていたのですね。
ーー
(Tさん)「ほっとスティ」、興味深いですね。私自身、田舎(秋田の一寒村)出身で、百姓仕事はなんでも手伝いました。野菜の生育も、土も虫たちも普通の生活の中にありました。
今の子供達があまりにも知らないので、ショックをうけていました。大人が配慮しないといけなかったのですね。ベランダでもいいから、植物を育てるのは身近な体験になるかもしれません

ーーーーー
 首相と民主党の紛争は目を背けたくなります。兄弟喧嘩,夫婦喧嘩の類いは公衆の目を避けてやるものではないでしょうか。外部からやっているなと覚られるのは仕方ないとして,自分で公開するものではありません。兄弟喧嘩も夫婦喧嘩もお互いを鍛え強くしますからどんどんやったら良いと思うのですが,公衆に自ら公開するものではない筈です。政治と政治家に対する不信感に油を注いでいるようなものです。直前首相と現首相がやることでしょうか。
ーー
 乱暴な言い方かもしれませんが,政治の世界では騙された方が悪いのだと思います。それを暴露するなどということは,自分の馬鹿さ加減を証明しているようなものではないでしょうか。自分で選んだ後継者に騙されたと公言するとは,なんというご粗末でしょう。
ーーーーー
 SNS「撤退の農村計画」が,同名の書籍について解説のセミナーを,620日(月)18時開場、18:3020:30頃,東京芸術学舎 101教室(http://gakusha.jp/access/)で開催します。会費は,1000円、詳細&申込は下記URLからです。http://www.gakugei-pub.jp/cho_eve/1106tettai/index.htm「まちづくり」にご興味のある方にはこのSNSはお薦めです。下記URLから無料で申込めます。http://tettai.jp/info/info-01.php
ーーーーー
学芸出版社のメルマガ[matiza]に,5月20日に行った「東日本大震災・復興まちづくり~私たちは何ができるのか、ともに考える」の配付資料、報告(静止画と音声)等が公開されました。10人の講師(建築学会,大学教授,建築士,農業,エコツーリズム協会,暮しサポート隊・他)が,素人に判りやすく話してくれています。
http://www.gakugei-pub.jp/cho_eve/1105higa/index.htm 私が一番興味を持ったのは,(暮らしサポート隊)と(仮り住まいの輪)でした。

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2011年5月29日日曜日

蓼科便り189号・田舎暮らし便り(蓼科より)

お断り:前回のブログと一部内容が重複します。
★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年5月28日(土)★
★ 今回のテーマ:「ほっとステイ」はすばらしい!& 津波被災マップ
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★
  22日の田植は順調に終ったのですが,その後大失敗をしでかしました。水を貯めることばかりに集中していた私は余水を抜くことを忘れてしまい,田植後から翌日にかけてかなり降った雨水で植えたばかりの苗を冠水させてしまったのです。浮き苗がたくさん出てしまったことと,苗に泥の汚れがついてしまったのが問題です。
24日から毎日その後始末で田んぼに入っています。かなりキツイ農園アスレチックです。ですが東日本大震災の被災者の皆さんのことを思えば極楽だと思いながらやっています。トノサマガエルがたくさんいて,仲良くやっています。彼等は本当に人懐っこいですね。
 この便り187号で書かせて頂いた昆虫行動学の大谷剛教授から,「分蜂」についてコメントを頂きました。<>内です。
<ブンポウは「分封」が語源なので、正式にはこれを表記するのが正しいのですが、「分封」ではなかなかハチをイメージしにくいので、私は「分蜂」のほうを好んで使用しています。多くの人が用いているので、もう間違いではないと思います。>
兵庫県立大学大学院環境人間学研究科共生博物部門
ーー
 今回は,「ほっとステイ」について書きます。元は,上田市武石にある農業生産法人信州せいしゅん村(末尾にURL)が創設したもので,立科町では「まちづくり協議会ユーユーたてしな」が2009年春から取組んでいるものです。簡潔に言えば,学生・青年達の「日帰り農村体験」です。長野県内各地で行われており,全国に広がるものと思います。
都市と農村の交流を深め,都市の子供達に農村と自然のすばらしさを体験してもらい,地域にとっても活性化につながるすばらしい事業だと思います。この取組みが,県や国の関係省庁やJTBやテレビ局を動かしています。
ーーーーー
 今月11日,23日,25日と3回,「ほっとステイ」の受入れ家庭を務めました。3回とも横浜市の中学2年生でした。予定表を見ると6月は千葉県の中学が多いようです。 大型バス4〜8台で,100300人と大部隊で来るので,受入の役員達は受入れ家庭を手配するのが大変です。少ない時でも20戸,多い時は40戸も手配しなければなりません。一班を6〜7名にして,子供達を各戸に送迎します。
私の場合,9時半頃迎えます。子供達は皆元気で礼儀正しく素直でした。しかし何故か,先生方とカメラマンはホストに対して挨拶ができないのです。???
まず休憩室に案内して,お茶を飲みながら自己紹介し,行動予定を話しミーティングします。午前中は,農作業体験をさせるようにしました。野菜の種蒔き・定植,草刈り(鎌の使い方),草取り,ミツバチの観察等々です。雨の時は倉庫でEMボカシ堆肥をつくりました。 午後は2kmほど離れた私の田んぼへ,農村散策として歩きます。できるだけあぜ道を歩きながら農業や環境の話をします。田んぼに着くと,不耕起栽培と一般農法の違いを説明します。私の田んぼにいるいろんな生き物を見ながら生物多様性について話します。子供達は皆熱心に聞いてくれました。
お昼のみそ汁は,生徒に畑の野菜を採らせてそれを具にして私が作りました。自分で採った野菜を具にした炊きたてのみそ汁は,”美味しい”と人気でした。
ーー
 このようなことをしながら,いろいろ気になったことを書いてみます。
まず驚いたのは,生活の基本動作ができないことです。帚も鎌も使えないし,鉛筆は削ったことがないといいます。移植ゴテを使かわせても誠にぎごちない。果たしてノコギリや金槌は使えるのでしょうか。まるで未完成のロボットの動きを見ているようでした。
自分の中学時代は掃除も工作もやったことを思い出し,このまま大人になってしまうのかと思うと心配になります。パソコンと車を扱えるだけでは生活できないですよね。
もっと気になるのは,全てに女子が勝っていることです。行動,話し方,リーダーシップ,全てがそう見えます。2kmばかりの散策で,男子生徒が二人途中で疲れたと座り込んでしまったのです。いったいどういうことでしょう。全て女子が先頭で,男子は後から着いてくるのです。何と情けないことでしょう!
 ミツバチの観察で面白いことに気がつきました。基本的に,乱暴なことをしなければ日本蜜蜂は刺しません。私が巣の前で蜂を手に乗せて,「刺さないからそばにいらっしゃい」と言っても,「怖い」と言って,何としても2m位遠ざかっていて寄って来ないのです。
私が信じられないのではなく,ただ「怖い」らしいのです。「蜂は刺すもの,怖いもの」という先入観が深く染み付いているのでしょう。一人だけ私のそばに来た男子がいましたが,後は全員ダメでした。
わたしはこの様子を見て,毎日マスコミで大騒ぎしている放射線のことを思い出しました。「放射線は怖いもの」,それが全てになっていて,科学的な観点が無いところがこの子供達と同じだと感じたのです。
 目の前で私が蜂を手に乗せ,仲間が私の側に来ていて,「刺さないよ」と説明され,幾つかの科学的事実を目の当たりにしても行動できないのです。これって一体何でしょう。未開人とか,臆病者とか,感情の動物とか,いろんな言葉が頭に浮かびますが,どれも違うような気がします。どなたかご教授頂けないでしょうか? 更に驚いたのは,彼等ほとんどがミミズやカエルを気持ち悪いといい,見ただけで悲鳴をあげるのです。そこで彼等に判り易く話してやりました。「自然環境は大切だよね。このすばらしい緑と大地を守ってくれているのは,ミミズやカエルを初めとして,たくさんの昆虫や微生物なんだよ」と。「もし地球から蜂がいなくなったら人間は生きて行かれないんだよ」と。
家庭でも学校でも,エコだ環境だと毎日口にしているに違いないと思うのですが,自然環境を守ってくれているミミズやカエルを見て悲鳴をあげ大嫌いなどと言っているようでは話になりません。きっと親か先生がそのように教え込んだのでしょうが,根本が間違っていると思えてなりません。
しかし帰る時には,数人の子供は「ミミズもカエルも好きになれそうです」と言ってくれたのは嬉しかったです。
子供達といるととても楽しく,6時間があっという間に過ぎます。彼等も楽しんだのでしょう,「時間が短すぎる」と言っていたのです。午後3時頃にバスが迎えに来て,見送りました。彼等はキチット礼を言って乗車し,手を振って別れました。
ーー
信州せいしゅん村ホームページ(「ほっとステイ」が載ってます)
ーーーーー
「2011年3月11日東北地方太平洋沖地震に伴う津波被災マップ」が,「撤退の農村計画」2011/05/27ブログに掲載されました。大変な労作です。
日本地理学会災害対応本部津波被災マップ作成チームによるサイト。東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で、東北地方太平洋岸を襲った津波による被害を、地震後に撮影された空中写真(GoogleEarthなどの衛星画像も参考)をもとに、2万5千分の1の地形図に記したものを、公開しているサイトです。サイトのURLは以下の通り。
http://danso.env.nagoya-u.ac.jp/20110311/
赤い線が津波の遡上範囲、青く塗られているところが家屋の多くが流される被害を受けた範囲です。【閲覧用のページ】のところにあるリンクをクリックすれば、地形図の画像ファイルを閲覧したり、電子国土Webシステム上で被害状況を閲覧したりできます。
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2011年5月26日木曜日

ほっとステイ・田舎暮らし便り(蓼科より)

平成23年5月26日,木,晴のち曇 夕方から雨

今月11日,23日,25日と3回,ほっとステイのホストを務めた。
横浜市の中学2年生徒達だった。
1班は,6〜7名の男女混成グループだった。

大型バス4〜8台で,100〜300人と大部隊で来るので,受入の役員達は受入れ家庭を手配するのが大変なようだ。少ないときでも20戸,多い時は40戸も手配しなければならない。子供達を各戸に配って廻る。

私の場合,9時半頃に商工会事務所前にした。3回とも,子供達は皆元気で礼儀正しく素直だった。しかし,先生方とカメラマンはホストに対して挨拶ができない。
3回ともだ,何というご粗末。
もしかしたら,お金を払ってるんだから自分達はお客だなんて思っているのだろうか。
それにしてもだ!

お茶を飲みながら自己紹介し,行動予定を打ち合わせる。
午前中は,農作業体験をいろいろさせるようにした。野菜の種蒔き,野菜の苗定植,草刈り(鎌の使い方),草むしり,ミツバチの観測,等々。
午後は2kmほど離れた田んぼの不耕起栽培を見せた。私の田んぼにいるいろんな生き物を見ながら生物多様性について話した。子供達は皆熱心に聞いてくれた。結構楽しそうにしていた。

お昼のみそ汁は,生徒に畑の野菜を採らせてそれを具にした。皆それを美味しいと悦んでいた。

気になったのは,生活の基本動作ができないことだ。
帚も鎌も使えない。鉛筆は削ったことがないという。移植ゴテを使かわせても誠にぎごちない。果たしてノコギリや金槌は使えるのだろうか。まるで開発途中のロボットの動きを見ているようだ。

もっと気になるのは,全てに女子が勝っていることだ。行動,話,リーダーシップ,全てがそう見える。2kmばかり歩いたら,男子生徒の方が二人途中で座り込んでしまった。いったいどういうことだ!

ミツバチの観測で面白いことに気がついた。基本的に,乱暴なことをしなければ日本蜜蜂は刺さない。私が蜂を手に乗せて,「刺さないからそばにいらっしゃい」と言っても,何としても2m位遠ざかっていて寄って来ない。
私が信じられないのではなく,ただ「怖い」のだ。「蜂は刺すもの。怖いもの」という先入観が深く染み付いているらしい。一人だけ私のそばに来た男子がいたが,後は全員ダメだった。

わたしはこの様子を見て,今毎日マスコミで大騒ぎしている放射線のことを思い出した。「放射線は怖いもの」。それが全てになっているところはこの子供達と同じだと。科学的に論理的に考えること行動することを,頭から拒否しているのだ。

更に驚いたのは,彼等ほとんどが,ミミズもカエルも気持ち悪いという。見ただけで悲鳴をあげる。そこで彼等に判り易く話してやった。「自然環境は大切だよね。このすばらしい緑と大地を守ってくれているのは,ミミズやカエルを初めとして,たくさんの昆虫や微生物なんだよ」と。「もし地球から蜂がいなくなったら人間は生きて行かれないんだよ」と。
みな,帰る時には「ミミズもカエルも好きになれそうです」と言ってくれたのは嬉しかった。

子供達といるととても楽しい。
午後3時に商工会からバスを見送った。手を振ってくれた。

ほっとステイのホームページ
http://www.murada.com/



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<リンクサイト>


2011年5月23日月曜日

蓼科だより188号・田舎暮らし便り(蓼科より)




★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年5月21日(土)★
★今回のテーマ:2度目ミツバチの捕獲,不耕起の田植& 放射線
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一昨日御前10時頃,東御市の先輩から「日本蜜蜂の分封(私は今まで分蜂と間違えていました)を見つけたのですぐ飛んで来ないか?」というケイタイをもらい,早速七つ道具を持ち軽トラで現地に直行。今5つも巣を据えてあるのに,全部空っぽ。なので,ワクワクドキドキで馳せ参じました。この捕獲は日本ミツバチを始めて2度目のトライでした。栗の木の丁度目線ぐらいの高さにある太い枝の付根に20センチ丸位の塊になっていました。今回は霧を吹き付けて動きを押さえ,黒の大きなビニール袋に刷毛で落とし込みました。
巣に入った蜂は,夕方の様子ではまだ落ちついていないようです。日本蜜蜂は逃げ易いというので,嫌われないように大事にしようと思います。
ーー
昨日夕方,高山村の不耕起移植栽培の先生のところから不耕起栽培用の田植機(イセキの不耕起用6条植え)をお借りしてきました。4トンの搬送車を借りて,作って頂いた40箱の苗と一緒に片道90分の搬送をしました。長野県にはまだ1台しかないという珍しい田植機です。
不耕起移植栽培の本番スタートです。初めてのことであり貴重な機械を扱ったのでかなり緊張しました。もし,機械を傷めるようなことがあれば,これから植える人達全員に迷惑をかけることになります。お貸し頂いた先生が非常に心配しておられることが判りますので,慎重に作業を進めました。
一般の田植機と違うのは,耕してない堅い田んぼの土に植えるので,土を切り砕いて行くカッターが付いているのです。恐る恐るやってみると実にうまく行きました。日頃農楽仲間が一人お手伝いに来てくれて不耕起移植栽培のスタート順調にきることができました。
この時期は,野菜植えもラッシュです。毎日のように,少しづつですが何かを植えています。
ーーーーー
原発・津波について,見逃せない情報が届いていますので付合ってください。
ーー
アメリカ・ヒューストン在住の日本人メル友Kさんからアメリカ人の放射線観を教えて頂きました。<>内です。
<アメリカ人の放射線に関しての認識ですが日本とあまり変わりありません。ある程度学識のある人はそれなりに理解できてるようですが、高校中退人口が日本より多いうえ今アメリカは子供の科学離れが激しくので放射線をきちんと理解している人はほんの一握りでしょう。
私は一応科学技術分野で働いているため周りにはエンジニアや科学者、物理学者が沢山います。LNT説(しきい値無し説)を知らない者もおりましたが、説明をしたらすぐ理解しデーターの正確性に疑問を持ちLNTは意味を成さないのではないかと指摘してました。
私の住んでいるヒューストンには世界で一番大きいメディカルセンターがあります。必然的に住んでいる医者、看護士、病院関係者の数も半端ではありません。それに、ご存知のようにNASAもありますので放射線一般についてはアメリカのほかの都市よりは理解されていると思います。
要するに、人間は『見えないもの,知らない物』に恐怖心を抱くものです。>
ーー
尊敬するメル友より大感動の動画をご紹介頂きました。「大地」のパールバックが日本に滞在した時に津波に遭遇し,その経験から書いた文章を動画にしたものです。下記Youtubeから読むことができます。本当にすばらしいです!
(メル友のコメント)あの時期にあのような「生きる」というテーマを書き残してくださったのは驚くべきことですね。今、津波の大被害にさらされた日本人としては、魂の奥底に響きます。
The Big Wave, Pearl S. Buck 『つなみ』(径書房刊)より

(下記URL書評から抜粋:「」内)
「人は死に直面することでたくましくなるんじゃ。だから、わしらは死を恐れんのじゃ。死は珍しいことじゃないから恐れんのじゃ。ちょっとぐらい遅う死のうが、早う死のうが、大した違いはねえ。だがな、生きる限りはいさましく生きること、命を大事にすること、木や山や、そうじゃ、海でさえどれほど綺麗か分かること、仕事を楽しんですること、生きる為の糧を産み出すんじゃからな。そういう意味では、わしら日本人は幸せじゃ。わしらは危険の中で生きとるから命を大事にするんじゃ。わしらは、死を恐れたりはせん。それは、死があって生があると分かっておるからじゃ。」
http://pliocene.seesaa.net/article/106924971.html 
ーー
安中さんが,ハルシステム・ホームページに「原発コーナーの第9回」(下記URL)をアップしました。安中さんはこの原発の設計に携わり,現場で仕事も定期検査にも従事し,かなりの被曝もした方です。私は信頼しております。今後も,とんでもない情報が出てきますよ。メルマガもお出しになっています。
http://www.halsystem.co.jp/TrainingHall/G9/G9index.html 
ーー
前回,特攻隊の家族の話がありましたが,それに対してSNS「おらほねっと」の唯臥独村さんから下記コメントを頂きました。(「」内)
「・・前略・・。こうしたレトリックで「べ平連」などという団体は多くの国民を騙しましたが、それを積極的に後押ししたのがAやMという大新聞です。
戦前は真っ先に「憎っくき米英撃つべし」などと大キャンペーンを張って強硬な対米開戦を主張する一方、開戦を躊躇する軍部を弱腰だなどと叩き、散々に国民を煽っておきながら、戦後は「言いたいことも言えない、書きたいことも書けない暗い時代だった」などとまるで被害者ヅラです。
そして、「日本人は反省が足りない、アジアの人々に謝るべきだ」などと空の高みから説教を垂れるのです。
たかちゃんさん(私のこと)が仰るように、「選ばれた人がやった過ちは選んだ人のやった過ちでもある」のですから、正義を叫ぶ人や、一見正義そうに見えるマスコミに惑わされることなく、自分の頭でじっくりと考える必要があると思います。」
ーー
SNSおらほねっとの唯臥独村さんのブログは,安中さんと似たスタンスで私は同調しております。原発への意見も納得です。下記URLをご覧下さい。
http://sns.orahonet.jp/blog/blog.php?key=9594
もしご希望があれば,僭越ですが私がこのSNSにご招待申し上げますのでお申し付けください。
ーーーーー
23日月曜には,ほっとステイの子供達を受入れることにしました。楽しみです。信州せいしゅん村が核になって国・県とも連携して進めています。これはすばらしい!
http://www.murada.com/ 
ーーーーー
メル友コマーシャルを一つお伝えします。
<震災チャリティー:「ファイリング」セミナーのご案内>
情報管理=ファイリングが仕事の効率と質を変える!
6/4(土)上田駅前ビル「パレオ」2階
午前の部10:30~12:30午後の部14:00~16:00
主催 日興産業(株),(株)サンビーム
講師 ファイリング・コンサルタント 小野裕子 書類整理の基本
参加費 1000円(実習サンプルキット付) 全額被災者支援に寄付致します。
申込み電話 0268-25-5161 ((株)サンビーム 担当 小林)
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「佐久バルーンフェスティバル」と「野焼き」をアップロードしました。
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2011年5月17日火曜日

蓼科便り187号・田舎暮らし便り(蓼科より)

★ーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年5月14日(土)★
★ 今回のテーマ:「ミツバチからのメッセージ」& 原発魔女狩り
★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★
 前号も日付を間違えました。お恥ずかしい!正しくは5月7日(土)です。

 やはり,農楽の春は忙しいです。ちょっと遡りますが,4月29日はボランティアで「ファームエイドGinza」に参加しました。松屋裏のビル屋上でミツバチを飼い,昨年90Lも蜜を絞ったという話題の人・グループが主催です。いろんな催しがありましたが,その中に「在来種ミツバチの現状と未来」というフォーラムがあり,「日本在来種ミツバチの会」会長・東京農大教授の藤原先生,兵庫県立大学大谷教授,元学習院大教授川嶋先生(紀子様のご尊父)の話をお聞きすることができました。
 ところが5月4日,友人に誘われて東御市文化センターで行われた「ミツバチからのメッセージ」と「いのちの林檎」の映画会に参加したら,何とそのミツバチの映画に上記の先生方が出演なさっていたのです。その感想は下記ブログに書きましたのご覧下さい。
http://tateshinadayori.blogspot.com/2011/05/blog-post_04....
 ついでに友情コマーシャルを一つお伝えします。 6月5日(日)午後1時半より,長野市信州大学工学部研究棟1階大会議室において,「地球環境フォーラム」が主催する第8回「地球環境フォーラム」が開催されます。メインは,映画「レイチェル・カーソンの感性の森」観賞です。今日試写会があり見せてもらいましたがすばらしい映画です。私は20程前に主著「沈黙の春」を読み,農薬の恐ろしさを知らされました。お問い合せは,090-3585-2310(和田)か090-3145-7962(新井)まで。お出かけ下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/レイチェル・カーソン
ーー
 5月10日には,3週間ばかりかかった畦整備が終り,待望の水入れが始まりました。今年は水深20センチまで水を貯める(深水管理)予定です。除草については「乳酸菌除草」にチャレンジしています。
 家の前の体験農園では,友人の温室で育てた苗の生育が良くて,今までで最高の野菜ができました。コカブ,ミズナ,コマツナ,チンゲンサイ等。とても美味しいです!虫除けネットもかけたので,虫が着かず雨による土汚れもありません。農楽を始めて3年目なので,土も良くなり,管理の勘所も判るようになってきた?からでしょう。
ーーーーー
 原発については,少々頭が混乱してきましたが,徐々にですが真相が見えてくる気がします。その後のAさんとのやり取りを転載します。原発問題の原点がここにあると思いました。
ーー
(A)推進論と反対論では、常に推進論が不利です。安全の立証が求められるからです。逆に反対論は、危険の立証が不必要です。
そのことが逆に、危険を呼び込む結果になっていると思うのです。
 私は、原発建設の技術者として、反対住民との説明集会に引っ張り出されたことがあります。一生懸命、なんども説明しましたが、相手は聞く耳を持ちません。「作りたければ、100%安全と言え」と迫られます。
 私たち技術者は、「技術に100%はありません。99.9999%(これをシックスナインというのですが)が安全限界です」と答えましたが、一斉に「それみろ、安全じゃないんだな」と罵られました。罵声を浴び続けながら、心の中で、「なんとバカバカしい、不毛なことか」と沈んでいました。
 東電の清水社長の土下座映像を見た時、あの時の苦さ(にがさ)がよみがえってきました。状況は違うのですが、場面はリプレイしたように同じです。被災者の方のやるせない気持ちは分かりますが、「土下座しろ」は一種の暴力と思うのですが違うでしょうか。
 強硬な反対論は、往々にして暴力に走ります。かっての連合赤軍、反捕鯨のSSなど、枚挙にいとまがありません。「反戦」、「平和」という名の暴力は恐ろしいです。成田空港の建設では、私の勤務していた会社の現場事務所が焼き討ちに会い、社員にけが人も出ました。でも、反対闘争側の人からすれば、「建設推進が暴力なんだ」となるのでしょうね。
ーー
(A)この反対派が絶対多数となり権力を握ったのが中世ヨーロッパです。当時の教会は、科学の推進である地動説を認めず暴力による弾圧を行いました。
 比較するのは適切ではありませんが、放射能完全否定論は、それに近くなっていると思います。稲博士に対するネットでの攻撃はどんどん増えています。「茨城の恥」とか「にせ医者」とか言う人たちも多くなっています。
 稲博士の「1000ミリシーベルトでも大丈夫・・」という発言は、反対派の火に油を注ぐ結果となります。私が「稲博士は言い過ぎ」と書いたのは、反対ではなく、攻撃の激化を心配してのことです。
 私も、HPのコーナーでは「短時間での被曝限界は1000ミリシーベルト」と書きました。でも「大丈夫」とは言い切れません。「おそらく、何らかの障害が出ると思うが、その場を離れれば細胞は修復する」と、後の回で解説しました。自分の経験でも「500ミリシーベルト」ですから、1000の被曝は正直言って怖いです。
 でも、現段階の被曝レベルでは、死んだりすることはないし、むしろ体力が強化される可能性もあります。そのことで、稲博士の主張を理解しました。
 日本を含む原発推進国は、低レベル放射線の長期被曝の追跡結果や、私のような一定期間、ある程度の大量被曝をした者の追跡結果を持っていると思います。ですが、それらは一切公開されていません。反対派の人たちは、「恐ろしい結果が出ているので、隠している」と解釈します。推進派は「問題ないから公表しないのだ」と解釈します。
 それなら「公開したら良いのに」と、一般の人は思います。ですが、そうは簡単にはいきません。「安全」と言い切るだけのサンプル量がないからです。
 まして、健康になったという例の抽出は困難です。
 おそらく、稲博士やラッキー博士は、そのようなサンプル例を持っているのだと思います。論文にはそれらしい記述もありますが、何しろ専門用語いっぱいの英文論文です。私の英語力では到底解読不能です。
ーー
(私:上記Aさんのメールに,ちょっと気張った返事を書きました)
 私はAさんのメールを読んで,現在起こっている原発・放射能問題の本質が判った気がしています。以下に説明します。
 それは前回のメルマガに載せた永井隆氏の言葉に真相があると気がついたのです。「祖国は破れた。国は壊滅し、荒野になった。しかし、この思いは日本人、日本国民が科学者をないがしろにしたせいである」という言葉です。「科学者をないがしろにしたせいである」を「科学をないがしろにしたせいである」と読み替えたのです。実質的に意味するところは一緒ですが。
 対米戦争で,「祖国は破れた。国は壊滅し、荒野になった。」原因は,好戦派とマスコミが無責任且つ非科学的な思考の下に好戦的世論を煽り立てた結果だと聞かされています。言いたいことは,主張・論調が「科学的ではなかった」ということです。
 今の原発・放射能問題が全く同じ状況になっているのではないでしょうか。物理学者,放射線学者,放射線医学者の言うことを素人が批判し抗議し,それをマスコミが煽っています。これが非科学的でなくて何でしょう?
 科学者同士が理論を闘わせるならいいのですが,科学者に向かって素人が「おかしい」とか「間違っている」なんて,あっても良いのでしょうか。素人が専門家を吊るし上げるなんて,ただのリンチであり,暴力でしかありません。マスコミは,戦前は大政翼賛に肩入れしましたが,近年は真偽を極めようとせず大衆に迎合しています。売上のことしか考えていないように見えます。いずれも「科学をないがしろに」しています。
 冷静にということは,科学的にということです。非難や吊るし上げではなく,新聞テレビで科学的論争をドンドンやれば良いと思うのです。一方,放射線学界が沈黙しているのもおかしいです。何故,国民に見える形で議論を闘わせないのでしょうか。
 反核・反戦・平和強硬論者は,戦前の好戦論者の裏返しですね。70年前の対米戦争を決定した時の政治・世論と,今の原発政治・世論と何も変わっていないのでは。共通項は非科学性です。非科学性が,70年前は魔女(鬼畜米英)づくりを行い,今回は魔女(原発100%安全)刈りをやっているのです。
ーー
(A)仰られる通りです。戦争末期、特攻隊の家族は、近所から軍神の家族として扱われました。最愛の息子を、夫を、兄弟を失うという悲しさを無視してです。それが、8月15日を境に一変します。戦争推進者の家族として罵られ、家には石が投げられました。やはり、家族の悲しみは無視してです。
 一般大衆とはかくも愚かで、マスコミはこれをエサにします。
 憲法第十二条に、こう書いてあります。「国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない」。今日の事態は、「不断の努力」という、この義務を果して来なかった国民の怠慢が主因であり、政治家や官僚だけの責任ではないと思うのです。
ーー
(私)「作りたければ、100%安全と言え」。ここで原発の魔女が誕生したんですね。私なりに魔女とは何かを考えました。答えは,「魔女」とは,「現実に存在し得ない,時の世論支配者に都合の良い象徴」となりました。遊びの中に魔女が出てくると楽しいですが,国家を命運を左右する重要問題に魔女が登場する時,国家は危うくなる,そんな気がしてならないのです。
 騙した方も騙された方も同罪だと思っています。騙した振りと騙された振りをした共犯だと思います。何故なら,科学と技術に100%安全がないのは絶対的公理であるにも関わらず,それを否定した「あり得ない原則」の上に立って合意しているからです。
 ですから,東電=加害者、福島県=被害者、の図式にはどうしても違和感があります。
 少なくとも戦後の日本は独裁でも圧政政治でもありません。素人談義ですが次のように考えています。「民主主義とは,決まった結果が意にそぐわないことであっても,今起きている現実は自分の選択の結果であるとするシステムである。選ばれた人がやった過ちは選んだ人のやった過ちでもある。反対票を投じた人でも,責任と義務は同じである。ましてや多額の経済的恩恵を受けたのであれば何をか言わんやではないか。」ということです。
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 長過ぎることは十分承知しているのですが,途中で切れないのです。すみません。
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「佐久バルーンフェスティバル」と「野焼き」をアップロードしました。

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2011年5月8日日曜日

蓼科便り186号・田舎暮らし便り(蓼科より)

★ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2011年5月6日(火)★
★ 今回のテーマ:連休と孫 & シルクロードの核
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 お詫び:前号の発行日付けが間違っていました。正しくは4月30日です。

5月3~5日,名古屋の孫達が帰ってきて楽しい3日間を過ごしました。いつものように,賑やかすぎる食事と,新しいオモチャと農楽です。野菜は,いずれも私が発芽させてもので,ネギ,サラダナ,エンサイ,スイートコーンワサビナを植えました。8才の男子は教えれば何でもできるようになり,4才の女子は苗箱から苗を手渡してくれました。子供の成長の早さには驚きます。
4日の夜は,佐久市の名物になった「バルーンフェスティバル2011」のイルージョンを。私も初めてで,38機が一斉に炎を噴射する光景は見事でした。孫達も大喜びでした。明日,イルージョンの様子をYoutubeにアップします。
ーー
5日は,最近自宅前にお借りした畑の薮を野焼きしました。10年以上も放置してあった場所なので背丈3mもある草がのび,そこにツルが絡み本当に酷い薮で気になっていたところです。クローバーを蒔いてミツバチの餌場を作ろうという考えです。野焼きは初めての試みだったので,息子に手伝わせて,消防署にも連絡し,水も用意しトライしました。巧くいきました。孫もダイナミックな野焼きの光景を見て興奮して写真を撮りまくっていました。この動画は昨夜アップロードしました。
ーーーーーーー
また,たくさん原発情報を頂いております。難解な論文もあり,とても全部は読み切れませんが,何とか理解できたもので且つ納得のいったものを抜粋掲載させて頂きます。
ーーーーー
 よくまあ,次から次とスゴイ情報があるものと驚いてます。先ずは,メル友W様から「雑誌Will今月6月号に、札幌医科大学教授の高田純氏が『福島の放射能恐るるに足らず』の題で論文を発表」。(ーーとーーの間)
ーー
未曾有の核災害は、シルクロード桜蘭遺跡跡周辺のウイグルにある。中国による桜蘭核爆発災害である。これは世界の目から長年覆い隠されてきた。私の調査でこれ以上の悲劇はない。
この地域から、核の黄砂が長年にわたり日本へも降っていたことさえ殆どの国民はしらない。メディアはこの事実を決して報じようとしない。、、、筆者は2年前から調査を行い、内部被爆線量はレベルD。その程度に汚染したのだ。それでも私たちは生きている、、、、、(P73)
ーー
(メル友)いやはや、「人類と核」は生と死の紙一重ですね、、、
へっぴり腰の政府、外務省、メディアはつものように沈黙でしょうね、、、、、
ーー 
(Wikipediaより「高田純」氏)
1964年から1996年までの間に、シルクロードを訪問した日本人27万人の中には核汚染地域に足を踏み入れた恐れがあるとして調査を主張している。2009年4月には、NHKに対してシルクロード紀行番組などによって多くの日本人観光客を核汚染が明白な地域を訪問させながら、核爆発については一切沈黙してきたとして、公開質問状を出している。
ーー
(私)は,新聞・テレビをあまり見ないのでダメですが,皆さんはこのニュースをご存知でしょうか?
ーーーーー
次は,「SNSおらほねっと」のY様からです。(放射線関係のお仕事のようです)
(Y様)福島県知事の要請を受け、県の放射線健康リスク管理アドバイザーとなった長崎大学の山下俊一,高村昇両先生の講演と質疑応答をネットで発見しました。
両先生は、それぞれ長崎原爆の被曝2世と3世で、山下先生は長崎大学大学院医歯薬学科薬学総合研究科長、世界保健機構緊急被ばく医療協力研究センター長、日本甲状腺学会理事長をされており、山下先生は長崎大学大学院医歯薬学総合研究科に勤務されているとのことです。(ーーとーーの間。皆抜粋です)
ーー
 私たちの最大の研究成果は、放射性セシウムをずっと食べ続けたという人々がチェルノブイリの周辺に数百万人います。このレベルどころではありません。放射性セシウムに汚染されたキノコを食べ続けたという方が沢山いるんです。20年フォローしてきて病気は何も増えていません。ーー
1つ参考になるかもしれません。永井隆をご存知ですね。「長崎の鐘」の永井隆は、原爆を被ばくした直後、彼は瀕死の重傷で日の丸を描いて、復興に当たります。家に帰ることなく彼はその後3ヶ月間、荒野で、原子野で、被ばく者の救護に当たりました。その時の救護報告書が10月の初めに書かれました。全く何もない中で200数十名の被ばく者の健康影響を書いて、最後に彼がこう書いています。「祖国は破れた。国は壊滅し、荒野になった。しかし、この思いは日本人、日本国民が科学者をないがしろにしたせいである」と。彼は放射線科の先生でしたから、原子力の知識もありました。
http://ameblo.jp/kaiken-matome/entry-10839534940.html(質疑応答) 
ーー
(メル友コメント)世の中には放射線などよりももっと怖いものがたくさんあるというのに、放射線ばかり怖がるのは、政府の広報のあり方やマスコミや学者や、いろんな要因があるのだと思います。もっと冷静に放射能のことを考えられるような雰囲気になるには、もっと長い時間が必要なのかもしれませんね。ーーーーー
佐久市のメル友Yさんより権威筋の情報を頂いた。(ーーとーーの間)
ーー
解説「チェルノブイリ20年の真実」・・事故による放射線影響をめぐって
(国連機関への報告書を,放射線影響協会金子正人氏が解説。日本原子力学会誌/2007年)
4月16日(2007年)に放映された NHK スペシャル「汚された大 地で:チェルノブイリ20年後の真実」では,第1図はチ ラッと見せただけで,汚染の低い地域の方が先天異常の 頻度が高いという事実には一切触れず,別に描いた汚染 の大きい地域だけのグラフを使って,先天的な病気を 持った子どもの数が事故後2倍に増えたのは放射線によ る遺伝的な影響であるかのように説明された。
ーー
(私)この「ベラルーシにおける先天性奇形の発生率」第1図を見ると(下のURLからご覧下さい),事故以来一貫して高汚染地域の方が発生率が低いのです。特に1993年以降はその傾向が顕著です。何故NHKはそこを避けるのでしょうか。
我々が口にする物のほとんどが適量を欠いても過ぎても害があります。塩は無ければ心臓に悪影響があるようですし,とり過ぎれば脳疾患になり,何れも命取りになります。しかし適量(しきい値内)であれば毎日食べても何の問題もありません。酒も肉もそうです。過ぎればメタボになり,脳疾患や肝臓・膵臓癌の発生率を高めます。
放射線の人体に対する影響も,塩と同じように,LNT(し きい値なし直線:Linear No Threshold)ではなく「しきい値」があるとするのが今まで頂いた情報を総合すると正しいと思われます。(しきい値はWikipediaに解説があります)
金子氏の解説に戻ります。(ーーとーーの間) 
ーー
5.日本と欧米のマスコミ報道の違い
9月5日のプレス発表の内容を伝える日本の新聞各紙 は,「チェルノブイリ被曝死4,000人」といった見出しで, 死者の数のみを強調し,事故の影響が予想されたほどで なかったことに力点を置く欧米の報道とは対照的であっ た。
9月8日付けNew York Times紙の社説は,次の ように伝えている。「チェルノブイリ事故は,健康被害 も環境被害も当初恐れられていたよりはるかに少なく, 重大事故ではあったが,catastrophe ではなかった。公 衆の最大の健康被害は,極めて誇張されたリスク観念に 基づく精神的な被害であり,不安にかられ,宿命論者に なり,薬物・アルコール依存,失業,無気力をもたらし た。この知見は,テロ攻撃によるにせよ,事故によるも のにせよ,原発からの放射線(能)の大量放出に対処する際の手がかりを提供している」と。
ーー
(私)この解説は2007年に書かれたものですが,現在の日本の状況そのものではないでしょうか。日本がこれだけ原子力に頼っているにも関わらず,国民への教育不足とマスコミの不勉強と無知がもたらした精神的被害が甚大だと思います。詳細は下記URLをご覧下さい。
最後に,埼玉県のメル友から頂いた,自覚を促し魂を鼓舞するメールをご紹介致します。(ーーとーーの間)
ーー
私も商売柄放射線については多少かじってはいましたが、このような事態をうけていまさらながら何と難しい技術を人類は手に入れてしまったものと痛感しています。
 技術というものはひとたびある段階まで理論的に解明されると必ず実証しようという欲望が発生し、新製品という形で世に出てその結果人々が便利さや快適な生活を享受する、まさに文明の発展はそのような経過を経て現在に至っていると思うのです。
 今回の、まさに想定をはるかに超える事故の発生ははしなくも人知を軽々と凌駕する自然の、地球の気の遠くなるような悠久の営みの前に謙虚な姿勢で改めて前進するしかない我々への警鐘と理解すべきなのかもしれません。
 このような事態の対処については世を挙げて行政への批判が噴出している事実もマスメディアを通して毎日報じられている通りなのでしょうが、日本人の底力は無能な政府の対応をはるかに超えて逞しいと信じて疑いません。
ーー
またしても,こんな長いメールをお読み頂いて感謝申し上げます。
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2011年5月4日水曜日

「いのちの林檎」を見る・田舎暮らし便り(蓼科より)

平成23年5月4日,水,晴,穏やかな一日

午前中は不耕起移植栽培の準備である深水管理のための畦のかさ上げ作業をやった。弱音を吐きたくないがしんどい仕事だ。

午後は東御市文化会館で行われた「こどもの未来と健康を考える会」主催の「いのちの林檎」と「ミツバチからのメッセージ」を見に行った。以前からこの映画があることは知っていたが,初めての観賞だった。

すばらしいと言うより,「何てことだ!これはヒドイ!」の驚きのドキュメンタリーだった。私は悲劇に対するほめ言葉を知らないので,何と表現したら良いのか言葉が見つからない。

木村さんの執念と直感力にも驚嘆だが,その林檎が極度の化学物質過敏症の女性を救ったという事実は大自然が生んだ林檎のパワーを象徴していると感じた。わたしはこの映画を作った藤沢監督と馬場プロデューサーの真剣なプロ魂が感じられ,この映画を信じる。

無農薬・無化学肥料で作った林檎が不治の病を救う。これは自然界のパワーがいかに偉大であるかの証明だと思った。

続いて見た「ミツバチからのメッセージ」も強烈な警告だった。私は農薬の持つ有効性も有害性もその両方を理解しているつもりだったが,経済の持つ利益優先性向が,意識的かつ巧妙に有害性をカモフラージュしながら,ミツバチを絶滅の危機にさらしていることを知った。偶然,この映画に登場している大谷先生と藤原養蜂場の社長には最近あったばかりだったので,深い共感を覚えた。

梅と桜が満開なのに,蜂の姿が見えなかったことに深い疑問を持っている。モンシロチョウも少ない。かつて「Silent Spring」を読んだことがあったが,蜂も蝶もいない世界はまさに
「Silent Spring」ではないか。
映画の説明によれば,植物連鎖の再下部を支える昆虫類が消えて行くということは,植物連鎖が崩壊することを意味し,その頂点にいる人類も消えて行くことになると警告していた。わたしはその解説が真実だと感じている。本当に危機に違いない!



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2011年5月3日火曜日

息子と原発論議・田舎暮らし便り(蓼科より)

平成23年5月3日,火,曇夕方小雨

会合があり午前中御牧ケ原に出かけたが,途中で桜の花吹雪に遭遇した。咲く時の美しさは生の美しさでステキですが,散る時の美しさは深い慈しみの情を起こさせる。

昨日まで連続3日田んぼで,畦のかさ上げという全力全身運動を続けたら,今朝は疲労を感じた。丁度そんな時,午前中は一つ会合があり,午後は名古屋の次男一族が来たので,うまい具合に休養になった。

又しても嬉しいことがあった。4月12日でしたが,私のYoutube動画サイトの日当りアクセス数が300を超えたと書きましたが,4月29日には400を越しました。信じられない数字です。本当にありがたいことです。

私のブログとメルマガとYoutubeは,目的は”田舎暮らし”のアピールと都会人の田舎への勧誘にあります。近い内に「田舎暮らしユートピア」実現プランを発表するつもりです。
田舎のすばらしさを少しでも多くの皆さんに知って頂きたい。

新発見もあった。帰省した子供夫婦と原発問題で話したら,理屈抜きの反放射線論だった。科学的に考察しようと言う姿勢はなかった。俺の背中がそう見えていたのかなとちょっと寂しかった。「放射線は安全だという人は,まず現地へ行って暮らすべきだ。そうしたら信用する。」という主張でした。

これって,なるほど,という論ではあるが,裏返してみると「放射線危険論」(LNT=閾値無し論)以外は信用できないということになる。30台息子のこの主張は,わたしにとってちょっとしたショックだった。初めに結論ありきで,論争そのものを拒否しているからだ。自分の息子にしてこのあり様だから,これが平均的日本人なんだろうなと思った。「本当はどうなの?」という疑問が出て来ないのだ。

わたしも自分が絶対に正しいなどと思ってはいないが,今の自分をありのままに曝け出すこと,これが私がブログを書いてるスタンスです。

全うな国民共通認識を作るのは教育しかないと,つくづく思う。
結局現下の原発問題混迷の原因は無知(自分も含めて)につきると思う。




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2011年5月1日日曜日

深水管理(田) & ICRP2007年勧告・田舎暮らし便り(蓼科より)

2011年4月26日(火)★

★ 蓼科だより・185号〜田舎暮らし情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  昨日から田んぼで田植に備えて,深水管理のための畦のかさ上げを始めました。深水管理とは,不耕起移植栽培の手法の一つで,田植後苗の成長に合わせて最深で20センチ程水を貯める農法です。雑草を抑制し,稲の茎が太くなり葉が大きくなり,着粒数が増えると本にあります。ですが,田んぼの一辺が畦が低くて20センチ貯められないのです。そこで,10センチ程上げる作業をしていますが,スコップで粘土を動かす作業はすばらしい全身運動になります。3日くらいかかりそうです。
畑の春野菜は順調に成長しています。最近1日おきに雨があるので良く成長します。草の生長もスピードアップしており,辺りが急に緑が濃くなりました。ミツバチ用に蒔いたホワイトクローバーも小さな芽が出ました。
ーーーーー
 また原発です。安中氏のメルマガに,いろんな質問に答えた特集(ホームページ上)がありました。関心の高い5項目です(下方にURL)。ごく一部を抜粋します。(ーーとーーの間)ーー
下請会社にしても、作業員が原発内に入れなくなると売上が上がらなくなります。以下のような証言もあります。
『復旧作業にあたる2次下請け会社の男性作業員(30)は3月下旬、現場で元請け会社の社員から「今回浴びた線量は手帳に載らない」と説明された。
「250ミリシーベルト浴びて、新潟県の東電柏崎刈羽原発で働くことになっても250ミリシーベルトは免除される」と言われたという。』
ーー
(私)非常に不理尽なことをしているようですが,実は働いている人も働けなくなると困るので,そこで利害が一致するのです。当局も下記のようにな配慮?をします。
『作業員の被ばく線量を一括管理する財団法人・放射線影響協会の放射線従事者中央登録センターは「250ミリシーベルト浴びた労働者に通常規則を当てはめてしまうと、相当年数、就業の機会を奪うことになる。全く別扱いで管理する」と説明。

(私)こうなると,何のための規制なのか,労働者の安全軽視と指弾させても仕方ない状況ですが,この場合にだけ低線量率放射線無害論を適用しているのでしょうか?第一規則違反ですよね。一般的に日本の官庁では,現実と法が整合しない場合,法を変えるのではなく,現実をねじ曲げるのです。役所の大好きな前例に基づき,憲法9条と同じやり方を適用する訳です。
「これくらいの放射線なら,大丈夫だよ。昔からみんな浴び続けてるけど,異常が出た者は誰もいないからね。それに働けなくなったら困るだろう。書かないから記録には残らないよ。」と耳元でささやく。これは聞いた訳ではありません。無責任な私の独り言です。
ーー
第7回 福島第一原発の原子炉事故を考える(質問特集その1)4/28
http://www.halsystem.co.jp/TrainingHall/G7/G7index.html 
メルマガは,URL右上にある「株式会社ハルシステム設計」から申込むことができます。
ーー
更に,次のような記載もあります。(『 』内)
『放射線規制は,日本を始め世界各国が、ICRP(原発事故のレベル基準を定めている国際組織)が出す勧告を参考に規制値を決めています。
2007年勧告では、しきい値(安全範囲値)として100ミリシーベルトを打ち出していますが,未だに前回(1990年)勧告(20ミリシーベルト)を基準にしている国が多いのも事実です。 これは、世界各国がサボっているというより、原子力利用に関する利害が各国内でも対立しているため、なかなか新基準を打ち出せないためといえます。』
(私)これを読むと,日本の原子力委員会は「ICRPの指針に従っている」と言ってますが,違うんじゃないでしょうか?もし2007年勧告いに変えていれば,大変な退避騒ぎも要らず,何万頭もの家畜の命が救えたのではないでしょうか。
ーーーーー
下記のような強烈な情報も頂きました。(ーーとーーの間)
ーー
「マスメディアが放射能汚染されている。真実の原発情報を流さない理由」
津波による東電原発事故で、永年に亘り無知な国民人を騙していた原子力行政の出鱈目がいろいろ暴露されてきました。東電を行政面で監督する経産省、保安院は毎年多数の幹部職員が退職後東電に天下りしていて、監督が出来る筈がなく、また、学術的に指導監督する原子力委員会の大学教授たちは、東電から研究費名目で金銭の授受があり、東電に対して不利な行動を出来る筈がなく、ともに形式化して、ただ東電に都合のよいの御用機関となった結果、このような惨事になってしまいました。
 また、社会正義の体裁を繕っているテレビ、新聞など報道機関も以下に「転送」する通りですから、国民も正しい情報を入手できる筈はありません。・・後略。
ーー
(私)紙面の関係で「転送」を省略しますが,原子力関係諸団体の会長・理事に,どなたでも知ってるマスコミ大手会長・社長が名を連ねています。(原子力委員会委員長は正力松太郎読売新聞社主)これ自体は悪いことではないと思います。問題は癒着です。
わたしも建設業界にいたので,癒着の構造は良く判ります。しかしそれは15年も前の話で,今はありません。業界がらみの癒着には,発注者と受注者のものと監督者と被監督者のものがあります。建設業は前者でしたが,原発は後者です。もし,上記内容が事実だとすれば,建設業界より国運を左右する原発業界の方が遅れていることになります。さんざん建設業界を叩いたマスコミトップが原発委員会で電力会社と癒着していたんでは話になりません。この記事は誰が書くのでしょうか?小沢さんのことは少し休んで,このことを書いて欲しいものです。
ーー
またしても,こんな長いメールをお読み頂いて感謝申し上げます。
ーー
お知らせ:東御市サンテラスホールにて。14:00~17:30。
「いのちの林檎」と「ミツバチからのメッセージ」の映画会があります。
問合せ:0268-43-3253
田植:5月21日か22日のどちらか。(機械の予定が決まらないのです)
体験ご希望の方はお知らせ下さい。 
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2011年4月28日木曜日

ミツバチの巣を据付け・田舎暮らし便り(蓼科より)

平成23年4月27日,水,晴夕方より雨

庭先にある次男出生の記念桜が満開になった。
今一年で一番生き生きとした季節だ。木も草も全てが芽を吹いている。

今日は,懸案だった日本ミツバチの巣箱の設置と,夏野菜の王様トマトとキュウリの床作りを行った。
昨年暮れから厚いすぎ板で作った巣箱4つを,思案の末,体験農園の周囲に配置した。留意したのは木陰になること。南が開けていること,日常の騒音が少ないことだった。
昨年のを1号として,2から5まで墨で巣箱に番号を付けた。蜂飼い先輩によると蜂の我家識別にもなるという。
1は昨年と同じ場所に,2は栂の木の下,3は次男記念樹桜の下,4は東側林の上,桜とアカシアの下に,5は昨年分蜂の蜂が来たところ,小さな作業小屋の軒下に置いた。

問題は蜂が来るかどうかである。先生から巣の入口に先頃採取した蜜ロウを塗ると良いと言われたので,出入り口の周囲に塗った。
昨秋,金陵辺がいいというので友人グリナリーから特価で分けてもらったが,今年は花がない。来年までお預けだ。そこで,ひとつトライしてみることにした。桜の板を下げておくとそこに分蜂の蜂が来ると聞いているので,ならば桜の花のエキスを作って箱に塗ってやろうかと考えた。

家の周りに桜は20本程あるが,邪魔になり切りたい枝があったので,それを切り,小枝ごと花をザル一杯集めた。鍋で煮詰めて,砂糖と先に採取した蜂蜜を少々加えた。味をみると,少し苦みはあるが甘くて蜜の味もある。そして桜のいい匂いがする。明日,これを巣箱に塗ろう。

トマトとキュウリの床作りには,当然EMボカシを使った。匂いが良い。3年前に作った雨よけハウスとキュウリの棚は具合いい。2週間後に苗を定植しよう。

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<リンクサイト>

2011年4月27日水曜日

「低線量率放射線が体に良い」論拠が判りました!田舎暮らし便り(蓼科より)


2011年4月26日(火)
 今日から,毎週土曜日に発信しているメルマガ「蓼科便り」をブログにアップさせて頂くことにしました。長くて読んでられないかも知れませんが,許せる範囲でおつき合い下さい。
 こにお1ヶ月ばかり,農楽記事が減り原発に偏っております。残念ですが・・・。
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★ 蓼科だより・184号〜田舎暮らし情報
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 便り181号で掲載した情報を下さったW様が,更なる裏付け情報を下さいました。そして安中さんの注釈で放射線論議の本質が見えてきました。答えは,ヒロシマ・長崎の被爆者データにあったのです。現実に福島で行われていることと違い過ぎて,とても落ちついていられなくて書きました。ほとんどがコピー&ペーストですが・・。
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 下記は,W様からの転送メールです。(ーーとーーの間。< >内は私のコメント)
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 その後、友人からアメリカ ミズーリ大学のラッキー博士も同じ趣旨の、低放射線が体に良いという論文を書いていると教えられました
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2592990/
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2592990/pdf/d...
 何とタイトルは「Atomic Bomb Health Benifits」すなわち「原爆の健康効果」となっています。これは奇をてらった表現ではありません。なぜかというとこの論文は、広島、長崎の被爆者の追跡調査のデータをもとに書かれたさまざまな論文をもとに、あるレベル(閾値)内の放射線を浴びた人々は、健康障害ではなく、遺伝子異常、ガン、寿命などにおいて、通常の人々よりも、よい数値、すなわちより健康であるという事を実証しているからです。
 低放射線は免疫機能を刺激することによって健康に良い効果をもたらす、という稲博士の論と基本的に同じことをいっているわけです。まだ日本語訳ができていないので上記英文論文をお読みいただくしかありませんが、要点は次のようなものと考えます。・LNT(Linear No Threshold)ドグマ=殺人放射能という猛毒は高水準のものからゼロまで連続的に害があると言うドグマは間違いであるということ。
No ThresholdではなくThreshold(閾値)というものがあり、それを境に、毒=害ではなく、逆の「益」を与えると言うのが「事実」である。<閾値:いきち=物事の性質が変る境目数値>
・・・詳細略・・・。ラッキー博士は宇宙飛行士の健康検査を10年以上にわたって研究し、NASAに報告を出しているようです。結論として、「健康に良い放射線レベルは年間100ミリシーベルト」としているそうです。20ミリシーベルトを超えそうだと避難させるというおかしなことをよってたかってやっている現状はなんとかすべきだとは思いませんか?  平成23年4月20日 M        
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(ここから私)上記にある通り,福島県で今出されている「計画的避難」(1ヶ月内を目処に退去)の数値は年間で20ミリシーベルトです。ラッキー博士や稲博士,他にもかなりいそうだと思える同様な主張論を政府は検討しているのでしょうか?もし低線量率放射線が体に良いとしたら,政府と東電はとんでもない間違いをしていることになります。
 再度私は,原発の設計にも定期検査にも携わり被曝者でもある安中氏に論評をお願いした。昨日その
コメントを頂いた。(ーーとーーの間。< >内は私のコメント)
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 ラッキー博士の低放射線有益論は以前に読みました。稲博士の論文とほとんど同じ主張ですね。私は、種々の論文や報告書を読み、その上に自分の経験を重ねて、以下のように考えています。  電磁放射線は、低レベルでも細胞のDNAを壊します。ただし、放射線の種類によって、破壊のダメージは違います。最も深刻なダメージを与えるのは中性子線です。(JCOの被曝者が浴びた放射線です)
 中性子線は、鉛や鉄板でも透過を防げないというやっかいものです。(この理由は、そのうちHPで説明します)中性子線は、とにかく浴びないほうが良いですね。でも、臨界状態の放射性物質からしか放射されませんから、原子力施設の関係者以外、怖れる必要はありません。
 次にダメージがあるのは、α線、β線です。これらは粒子で質量を持っていますので、γ線やX線より、細胞に与えるダメージが大きいわけです。ヨウ素131やセシウム137は、β線を出して崩壊します。だから、少量でも浴びれば、細胞のDNAは損傷を受けます。 ご存知のように、細胞は一定期間(数か月から2年ぐらい)で死にますが、DNAを設計図にして全く同じコピーを作り、蘇ります。このDNAが破壊されれば、同じコピーを作れず、死んだままになるか、奇形のコピーを作ってしまいます。
 「少量でも浴びてはいけない論者」の方々は、このことを理由に放射能被曝を「いけない」こととしています。この理論は間違いではありませんが、細胞の能力を過小評価しています。

 細胞は、DNAを壊されても、それを修復する能力を持っています。DNAが二重らせん構造を持つのは、修復のためだと言われています。また、たとえ二重らせんの両方が壊されても近傍の細胞の情報から修復すると言われています。これが「自己修復能力」です。
 この修復によって、細胞の構造が前より強化される現象が観察されています。「怪我したところは、前より強くなる」と言われますが、同等の機能です。<何故,傷口が塞がるのか,何故骨がつながるのか判りました>
 「少量なら浴びたほうがよい論者」の方々は、この理由で、低レベルの放射線被爆を「よい」こととしています。この「自己修復能力」も間違いではありません。つまり、両者とも間違いではないのですが、「自己修復能力」をどの程度評価するかの見解の違いがあるのです。
 結論は、「自己修復能力が十分効くような被爆をする」となります。<「自己修復能力が十分効く範囲内での被爆なら大丈夫」となります。>
 では、その線量はとなるのですが、単純ではありません。「浴びた時間×浴びた線量」vs「浴びない時間×細胞の修復能力」の関係式となるからです。
 年間100ミリシーベルトは、その計算と臨床例から求められた安全基準値です。つまり、瞬間に100ミリシーベルトを浴びても、1年間遠ざかっていれば、細胞は修復するというレベルであり、毎日0.3ミリシーベルトを浴び続けても細胞は毎日再生可能ということです。
<安中さんは,3ヶ月で3000ミリシーベルト被曝したが何ともなかったと証言している。その後生まれた3人の子供にも,一緒に作業した仲間にも異常は無かったとも。>

 弊社の社員の中には、原発反対の人もいます。彼らは、低レベルでも20~30年後にガン発生率が高くなると言っています。ですが、その論拠はあいまいで、「臨床例のデータは?」と聞いても、答えられません。私は、「心配はもっともだが、それらを示すデータは無い。いわゆる風評の類しかないのだ」と言いました。それに対し、彼らはこう言いました。「それらのデータは隠されているのです。ほんとはたくさんの人が死んでいる」
 こうなると、議論になりません。多くの人は、このような論拠を持つのだなと分かりました。やはり、見えない恐怖は怖く、放射線は悪魔か悪霊なのです。
 私は、彼らに「そこまでいくと宗教論争の領域になってしまう。それは不毛な議論なので私はしないが、あなた方の考えは尊重しよう。だから、原発へ行けとはいわない。だが、私は必要があれば躊躇なく行く。これは宗教ではなく、科学的論証があるからだよ」と言いました。
ーー
(ここから私)私は,ヒロシマ・長崎の被爆者のその後のデータに答えはある筈だと思い続けていました。やはりありました。ラッキー博士の研究がそれです。当時の日本の医学界はそれどころではなかったと思いますが,ヒロシマから60年以上も経った現在,今の医学界或いは政府を初めとする原発関係機関がそのデータを知らないとは思えません。一体,どうなっているのでしょうか?どっか,おかしいです!
 しかし私は,原発に関わった実務家かつ研究家であり,被爆者でもある信頼すべき友人が「低線量率放射線が体に良い」というのは間違いないことを証言してくれたのですから,私は信じます。
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 更に,ごく近いメル友Sさんから下記のような注釈付きのメールを頂きました。発信主は旅館の経営者です。東電の回し者ではないようです。
「私の父は広島原爆の被爆者です。父の父も私の父を捜し、爆発広島の街をさまよった。時間のある方は下記を読んで下さい。東電の、放射能の現状を肯定する訳ではないが、こんな放射能をくぐっても何事も無く最近天寿を全うした私の父、をみるとそんなに怖いと思わない。」
私の父はHibakusha 1
http://blog.kirakuya.jp/?day=20100805
私の父はHibakusha 2
http://blog.kirakuya.jp/?day=20100901
私の父はHibakusha 3
http://blog.kirakuya.jp/?day=20101001
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安中氏の会社のホームページは,原発情報が満載です。
株式会社ハルシステム設計
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 こんな長いメールをお読み頂いて感謝申し上げます。
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