2009年5月31日日曜日

うれし〜いショック! 田舎暮らし便り(蓼科より)


平成21年5月31日、日、終日雨、

春の最終日にうれしいショックに遭遇!
TECコミュニティのSNSを通してメル友になった方からご紹介頂いた、不耕起栽培の達人S氏に高山村でお会いした。

不耕起栽培という言葉は知っていたが、その内容は勉強したこともなく全く知らなかった。9時に約束して、その達人は用意して待っていてくれた。聞いて、私と同学年だと判明。

小雨の中、まず田んぼの実際を見た。なるほど、昨年の稲の株がそのまま残っている。田ぶちも代掻きもしてないから当然だ。自分の植付けた苗と、隣の一般農法の苗を抜いて、並べて苗の違いを説明してくれた。

未だ判ったようなことを言っちゃいけないと思うが、感じたままを書かせてもらえば、不耕起栽培とは冬の堪水によってつくられる良い土壌に丈夫な苗を植えて、土壌微生物や水中生物(昆虫や藻)の力を借りて無農薬(安全)で美味しいお米を作る農法。

苗作りは、一般農法の倍の時間をかけている。寒さに耐えさせて強く育てる。これもスゴいが、冬も堪水し、耕さないことが素晴らしい生態系環境をつくり出すことに驚いた。写真やデータを見せながら説明してくれた。まさしくエコの原点だと思った。話を聞きながら感動していた。

S氏の先生は、岩沢信夫先生。佐渡の田んぼをトキのえさ場にしたのはこの先生だという。著書「不耕起でよみがえる」を読むように言われ、アマゾンで注文した。2002年に、NHKのウィークエンドスペシャルで放映した「田んぼに命がよみがえる」をお借りした。その中に佐渡のトキのことが収録されていた。感動のドラマだ。ダビングの許可を頂いたので、ご希望の方には差し上げますよ。

どうしてこんなすばらしいことがもっと広がらないのだろう?S氏は不耕起を始めて6年目だというが、自分の米で息子のアトピーが直ったと言っていた。ただ、なまじな覚悟ではできないような気がする。

だが本気になればできるように思う。是非取組みたいと、想いを固めつつある。
写真は、不耕起栽培の田んぼの様子。昨年の株が残っている。
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2009年5月29日金曜日

管理機を格安ゲット!・田舎暮らし便り(蓼科より)


平成21年5月29日、金、曇時々小雨、14℃(PM11:00)

この数日時折小雨がぱらつくはっきりしない天気が続いている。雨の量が少ないので野菜の苗には水が必要。降るならちゃんと降って欲しいものだ。

昨日、管理機2.7HP(小型耕耘機)を格安で手に入れた。畝間の雑草除去に使うつもり。人間、お金がないといろいろ工夫できるもだと我ながら感心している。

格安の秘密を披露しよう。まず農機具を扱っている廃品回収業者へ行って、形はちゃんとしているが動くかどうかは判らない機械を買ってくる。金5000円也で。ところが、修理をするとたいてい動くのだという。もし、動かなかったら5000円は返してもらえる。

その業者は三菱MM270という管理機を2台預けてよこした。良いとこ取りして1台返してくれればいいというのだ。私はJA農機センターへ修理を頼んだ。5日ばかりで連絡があり、受取に行くと、一発でエンジンがかかった。結局18,000円ばかりで手に入った。重要部分はオーバーホール済みだからありがたい。

普通の農家が使っている農機具の年間使用時間は非常に少ない。車のように毎日使うものではない。半年は倉庫の中だし、農繁期でもたまに動かすだけだ。だから、10年前の機械といっても、ほんの僅かしか動いていない。だから、少し修理すれば十分使える。

田植機などは、3〜4戸で共同購入しても、1年にせいぜい10〜20時間だ。本当にもったいない。農機具はだいたいこんな感じだから高いものについてしまう。

その業者は返した方の管理機は東南アジアへ輸出するのだという。形さえ整っていれば売れるというからすごい世界だ!それにしても、日本の機械製品はすばらしい!

追記:ルバーブの種が30程あります。欲しい方に差し上げます。
写真は、立科町の田植後風景。動画もあります。 トップへ戻る

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2009年5月27日水曜日

ルバーブ蒔き完了・ 田舎暮らし便り(蓼科より)

平成21年5月27日、水、降りそうな曇、暑くない

夕方4時から、ルバーブを60ポイント種蒔きした。昨日の11ポイントと合わせて71ポイントを完了。田んぼの長さ70mにぴったり合わせた。農楽の精神でゆっくりやって3時間で終えた。

ルバーブの種は長さ6〜7ミリで3枚の羽が付いている。風で飛ぶためか?1ポイントに5㎝程離して2粒づつ蒔いた。固まりの多い粘土なので極めて作業しにくかった。種の覆土には、冬越しして風化したさらさらの部分を使った。

何かと世話になっている妹の要望が叶えられてよかった。71株のルバーブがあれば少し大げさなことができるかも知れない。きっとジャム作りだろう。しかし、収穫は来年からだ。しっかり育てよう。

最近、暗くなるまで、7時頃まで外で農楽しているので、夕食が終ると8時になる。その間テレビを見ている。原則的に、私はテレビを見るのは食事の時だけ。しかし今日は「試してガッテン!」でぐっすり眠る方法というのをやっていた。良く眠れない訳ではないが、もうひとつ熟睡したいな、と思っていたので見てしまった。

なるほど、と納得した。このガッテンは良い番組だ。安眠、熟睡のポイントは4つ。1:30分昼寝する(夕方寝ない)。2:夕方運動する。3:夕方光り(太陽)を見る。4:風呂から出て30分で寝る。

わたしは、農楽をやる関係で、夜更かしを止めて朝型にしようと密かに心の準備をしている。だから丁度いい番組だった。このブログだけは日記として寝る前に書いて、他のことは時間帯を変えるつもり。

早起きは3文の得、を我がものにしよう!  トップへ戻る

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2009年5月26日火曜日

長野 田舎暮らし便り(蓼科より)・ルバーブ蒔き


平成21年5月26日、火、爽やかな晴

24日より毎夕方2時間程度、田んぼ脇の巾2m長さ70mの畑にルバーブ蒔きの準備をしている。蒔くといっても3日間は床作り。長さ70mというのは丁度田の長さ。株間は1mなので71株。田のヤーテージに丁度良いので、1mごとに細いプラスチック棒を建て、10mおきに色違いを立てた。

そもそもルバーブなる作物を私は知らなかった。昨秋、プチホテル&レストランを亭主と経営している妹から
「お兄ちゃん、これ作って!」といって種の袋を渡されたのが始まり。
そして今春、お客様を案内して訪れた「夢ハーベスト・ローズガーデン」で偶然そこの奥さんが作ったばかりのルバームジャムを試食させてもらい納得!上品な酸味のすばらしい味だった。

妹も作り方は知らないので、ホームページ頼りでニワカ知識を取得。シベリアの植物だというので、「冷涼で風通しが良く排水も良いところ」というので、悩んだあげく田の水面と反対側の土手の頭を選んだ。あたり一面の田んぼだから風通しは良い。土手の肩だから排水も良いとして決めた!

しかし、土が粘土なので水稲には良いが野菜には適さない。乾けばカチカチになり、湿れば団子になってしまい始末が悪い。土壌改良が必要と思い、径30センチ、深さ25センチ程の穴を71箇所堀り、一番下に自家製の腐葉土を入れ土と混ぜ、その上に豚糞完熟堆肥を入れ、更に土を載せ、そこに種を蒔くことにした。(写真参照)

無理すると腰が痛くなるので、農楽の範囲を超えないように、少しづつ3日かけて床作りを終了させた。しかし、我ながら体力が着いたように思う。田植でずいぶん鍛えられたようだ。やはりすばらしいアスレチック農楽だ!
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2009年5月25日月曜日

長野 田舎暮らし便り(蓼科より)・雨の日曜日


平成21年5月23日、日、終日雨


今朝は6時半から、蓼科クラブの国道142号バイパス草刈りボランティア(昨年紹介したアダプト制度)の予定だったので、かっぱを着て出かける準備をしていると、雨のため中止のケイタイが入った。それじゃ〜、というのでベットにもぐり込んだら、目がさめたら8時だった。


友人の鉄工所で8時にパイプの溶接をしてもらうことになっていたので、慌てて飛び出した。例の石油タンクを利用した水ダムの装置部品だ。

石油タンクはガスネジといって水回りの部品とはネジ山が違うため、水回りの部品をつなぐには溶接しかない。溶接は数分で終わり、これで自然水圧による畑潅水が完成する。


石油の匂いについては、取引のあるガソリンスタンドの社長に効いたが、良い方法がないし、農業用水なら問題はないとのことだったので、特別に策は講じないことにした。空にして2年ばかり放ってあったので、大丈夫だろうと思う。匂いはしばらく残るらしい。50mの15ミリ耐圧ホースを買って来たのでそれを浅く埋設する予定。


梅雨時期には水は必要ないが、日照りが続いたら水は野菜の生命線となる。これで大丈夫と確信しているが、残る問題は台風対策と沢水の渇水対策がある。何とか水道水を使わずに切り抜けたいものだ。


写真は今日我家の現れた見事な雄キジ。こんなに近くで見たのは初めて!

下記「田舎暮らし動画」にもアップしました。

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2009年5月21日木曜日

長野 田舎暮らし便り(蓼科より)・田んぼでエステ!

平成21年5月21日、木、晴、

この4日連続で、夕方2〜3時間田んぼで苗補植の農園アスレチックをやった。腰を鍛える運動で少しきつい。
延べで約10時間もかかってしまったが、一応田植は完了した。自己採点で60点で合格とした。

田や畑で土いじりをしているといろんな気付きがある。今回は田の泥に触っていて意外なことに気がついた。水に溶けた粘土は非常の柔らかくて優しい。触っていると気持ちが良い。当初手が荒れるだろうと思っていたが、翌朝変に手がスベッコイ。ツルツルしてピカピカしている。爪と肌の接点がすっきりとキレイだ。もしかしたえら田の土のせいかなと思い、その翌朝みるとやはり艶が良い。

以前テレビで泥を使ったエステの放送を見たことを思い出した。これか、と思った。すばらしい発見だ。手荒れで困っている方がいたら試してみませんか?効くと思います。

話変わって、田んぼで這い回っていると、いろんなカエルが平泳ぎで遊びにくる。カエルの種類もたくさんあって驚いた。一番多いのが小さな緑のアオガエル。同じくらいの大きさで土色、黒、鮮やかな青がある。今日はその3倍位ある緑の斑点の貫禄のあるヤツが遊びにきて、しばらく私の仕事を見ていた。話しかけたが返事がなかった。

ともかく田植が完了して一安心。
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2009年5月19日火曜日

長野 田舎暮らし便り(蓼科より)・てんとう虫

平成21年5月19日、火、穏やかな晴

昨年よりは少し時間のゆとりができたので、ひと鉢残っているバラの手入れを農薬を使わずにやろうと思い、まずアブラムシ退治に取り組んだ。

バラの木を良く見ると、アブラムシがいればすぐ判る。5月に入って3回ばかり歯ブラシで落としてみた。毎回一枝か二枝に5〜10匹ほどしかついていなかった。昨日は、私にはアブラムシが見つからなかったが、七つ玉てんとう虫がいるのを見つけ、何をしてるのかなと思い見ていると、何と私には見えなかったアブラムシを見つけ口にくわえて食べ始めた。初めて見る光景で関心した。

そして今日見たら、アブラムシもてんとう虫も見つからなかった。てんとう虫も餌が無くなって他へ移動したのだろう。七つ玉てんとう虫は益虫だと中学校で教わったが、その通りだった。アブラムシは野菜にもよく着く。天敵をうまく使うといいのではと思った。研究してみよう。

しかし、上記ホームページを読むと、天敵は決して良いことばかりでもなさそうなので難しさもありそうだ。
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2009年5月18日月曜日

長野 田舎暮らし便り(蓼科より)・土を感じる〜


平成21年5月18日、月、数日ぶりの爽やかな晴

久しぶりの晴天下で見る緑は一段と青さを増していた。草もグンと伸びていた。

土曜日に1日がかりで田植えして、昨日はキツかったアスレチックの疲れが出て、パソコンと風呂で過ごしてしまったので、今日は日中事務処理を済ませて、夕方からやりっぱなしになっている田植えの修正作業に入った。

田が完全に平坦になっていないこと、ひどいぬかるみがあること、更に私が未熟なことが重なり、あちこち苗が無かったり、浮いていたり、不揃いだったりする。部分的に土が水面から露出しているところもある。それを修正したのだが、植わっているので乱暴なことはできない。わたしは手で浮いた苗を拾い、土の出た部分は手ですくって投げ、自分の足の穴も手で埋めながら補植していった。1時間ばかりやったが、やろうとしている範囲の5分の1程しかできない。こりゃ、大変だ!

今までは、農家の人が機械植え後の田に入って苗の修正と補植しているのを見て、「あんなこと、非生産的だな」と思っていた。だから、「そこまでやらないよ」と他人に言っていた。しかし、いざ自分が這いつくばってやってみると止められないのだ。

その気持ちは、ケチとか欲だからというのとは違う感慨だ。苗が1本浮いているのを見ると直したくなる。そんな気持ちをなんて言うのかなと考えたが良い言葉が見つからない。あえていうなら「もったいない」かな〜。

食糧が無かった時代、糸のような細い苗が250〜300粒の実をつけ日本人の命を守ってきたことを思うとその「もったいない」の気持ちが判るような気がしてきた。
農家の人はどんな気持ちで補植してるのだろう。知ってるということと、判る、感じる、肌で感じるということは違うのだと実感した。田の土の柔らかな温もりは今まで体験したどんな土よりも優しかった。全てにおいて、肌で感じ、体験しなければ真の理解には至らないのだなと思った。

写真は、田植えが終った佐久平と浅間。

動画Youtubeに田植えの様子をアップしました。
http://www.youtube.com/watch?v=xdvgQV0Zq1Q
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2009年5月17日日曜日

長野 田舎暮らし便り(蓼科より)・ついに田植え!


平成21年5月16日、土、曇のち小雨

ついに期待と不安の田植えの日がきた。前日の準備ができなかったため、今朝は6時から作業することになった。一番楽しみのお昼の焼肉の準備もあり、テーブルやガス器具を田んぼの休憩小屋に運んでセットし、続いて苗代から40箱の苗箱を取り上げ、泥田から出し軽トラに積み込み田へ運んだ。

私は長い長靴を新調して、今日の田植えに備えていたが、いざ田へ入ってみたら、長靴が泥に取られてしまい動けない。米先生に、「その長靴じゃムリだよ」と言われて、慌てて専用長靴を買いに行った。初めてとはこんなものだ。履いてみるとバッチリ、グッと楽に足が動いた。

ハウス栽培のために乱してしまった田面を直すために、水を入れてから大型トラクターで土の移動をしたので、盛土になった場所は膝近くまで足が入ってしまう。歩くだけで大変。よろけて泥田にツンノメリそうになり、何度もヒヤヒヤ!

田植機は米先生が他家の人と共同で買ったもので、それを私に使わせてくれた。稲刈り機もお借りすることになっていて、本当にありがたい話。先生は今日はどうしても都合が悪くて、その息子さんが面倒みてくれた。操作そのものは案外楽だったが、泥の中を歩くこと、特に方向転換はしんどかった。(動画参照)

11時半頃、東京の社長が手植え体験のため到着した。手植えの先生は、米先生の本家のおじいちゃん。83歳で腰が少し曲がっているが、驚嘆すべきパワーを持っていて、農作業だったら恐らく私はかなわないと思う。太い糸を張り、それに沿って2列づつ同時に植えていくのだと教わり昔の田植えを体験した。

どうしても手植えを体験したかった。左手に持った苗束から10センチから15センチ程に育った苗を3本づつ摘みとり、人差し指と中指を使って植えるのだ。ぬるぬるとした土の柔らかい滑らかな感触が最初は気味悪かったが、なれてくると心地よく感じられた。東京の社長は、「これは大変な仕事だ。足が取られて泥の中に倒れそうだ」と大騒ぎ。30年ほど前までは、手で植えていたんだよね、と昔の苦労を偲ぶ。実際にやってみないと理解が本物にならないと感じた。

1時間ばかりで手植え体験は終了し、お昼のバーベキュー。朝取りしたセリとウドの天ぷらを添え、山椒みそのおむすびという豪華版。田んぼの小屋でやるバーベキューは最高。皆さん、喜んでくれましたが、お酒が飲めなかったのが残念。

昼食後から夕方6時頃まで約4時間、私は機械で残りを植え終えた。時間的にも労力的にもきつい農園アスレチックだったが、今年の農楽の一番の課題が無事すんだのでほっとして気分爽快!
何もかも面倒見て頂いた米先生一家と本家のじいちゃんばあちゃんには本当に感謝している。

今日は、熱が入ってしまい、長〜い文章になってしまいました。
動画Youtubeに田植えの様子をアップしましたのでご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=xdvgQV0Zq1Q

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2009年5月13日水曜日

長野 田舎暮らし便り(蓼科より)・霜予報に備え


平成21年5月13日、曇、8℃(PM8:00)

10日のYoutubeで「北陸の原風景を発見」という動画をアップしたら誉めて下さる方がいて、その上4日のブログに書いた「廃品利用の貯水タンク」について見せて欲しいと、昨年5月に「田舎暮らし動画」をアップし始めて以来初めてリクエストを頂き嬉しかった。(写真参照)
調子に乗って、早速撮影しアップしました。
へたくそで恥ずかしいですが、全てオリジナルということでお許しください。

お昼に、農協の有線放送で明朝は霜だとの予報。いよいよ来たかと思ったが、心の準備はできていた。
日中他の用事があってできなかったので、夕方6時から行動開始。
ジャガイモは、前局長が教えてくれた通り黒マルチをかける。明朝日が昇ったら緑の葉を出してやろう。遅霜はそんなにあるものでもない。今回はこれでクリアーする。

サヤエンドウはまだ3〜4センチほどしか伸びていないので、ワラをかけることにした。

生き物を作るということは、わたしのような小さな農楽でも気が抜けない。少し照りが続けば水の心配。特に種蒔きポットに蒔いたものは、暖かいとすぐ乾いてしまう。
逆に雨が2日も続けば草が一斉に伸びる。
先日2日家を空けた時に、種蒔きポットが乾いてしまい、蒔いた花の種がダメになってしまったのではと心配している。5日に蒔いたのにまだ芽が出てこない。
ともかく油断もスキもないが、そこに一喜一憂する楽しさもある。

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メルマガ:「蓼科便り」

2009年5月12日火曜日

自己紹介いたします。






田舎暮らし世話人のオフィス


安江高亮(やすえたかすけ)自宅
〒384-2305
長野県北佐久郡立科町大字芦田2076-1

連絡先:090-3148-0217
takasuke@mitsuyakogyo.co.jp
Skype名: takasuke6

建設業の社長を辞任して,現在「田舎暮らし世話人」として「農楽」をやっています。

メルマガ「蓼科だより・〜田舎暮らし情報」を読んで下さい!(毎土曜発信)
長野県東信地域の田舎の自然環境,地域特性,生活情報,文化,土地情報等を載せています。申込方法は下記のどちらかで。(無料)
1. 私に直接,上記アドレスに申込む
(メールアドレスとお名前だけ)
2. まぐまぐに申込むここをクリック

オフィス=自宅の Map

蓼科牧場、女神湖、白樺湖、リンゴ、蓼科牛、蓼科豚、
コシヒカリ等がある町。

写真は、女神湖と蓼科山(標高2,530m、2号さんと覚える)

「私の想い」を読んで下さい!   Topに戻る

2009年5月11日月曜日

東信地区の行政情報


下記市町村名をクリックして下さい。
ホームページにリンクしてます。


 立科町

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長野 田舎暮らし便り(蓼科より)・草刈り

平成21年5月11日、晴、18℃(PM9:00)

これから夏にかけて一雨降ると草がグンと伸びる。今日は今年初めての草刈りをした。3日前にたっぷり降った雨で10センチくらい伸びた気がする。朝庭の中を刈り、夕方1号農園の周囲の草刈りをした。草丈が20〜30センチになっていた。丁度刈りいい状況だと思った。伸ばしすぎてしまうと苦労だ。

タンポポとフキが群生しているところがあり、そこは残しておいた。連休中にたんぽぽの天ぷらとタンポポコーヒーをやってみたが結構いける。タンポポの花も群生しているときれいだ。

農園の周囲や土手は、日本の野草の花でいっぱいにしようと考えている。花は小さいが野草の花もきれいなものが多い。群生させれば様になるのではと思う。

今日夕方は、はつかダイコンの種を蒔いた。アメリカ産のゴマ程の大きさの種12ml。小さい種の蒔き方は難しい。前回ベンリ菜を蒔いたとき、測量用ポールを押付けて浅い溝を作りそこに培土と混ぜた種を入れたが、どうも失敗らしい。発芽率が悪い。土に押付けたので、その部分が固くなり、それが悪い影響を与えたのではと推測している。
今回は、棒で掻いて浅い溝をつくり、そこに種を5センチ間隔位の感じで蒔き、培土を振りかけた。

気がかりなのは、5日に孫と蒔いたマリーゴールドと百日草の種が目を出さない。2回程水切れを起こしたかも知れないからだ。どうか、芽が出ますように!

2009年5月10日日曜日

長野 田舎暮らし便り(蓼科より)・ジャガイモの土寄せ


平成21年5月10日、日、晴、

鹿教湯温泉の友人の誘いで、昨日午前中から今日午後4時まで、石川県山代温泉へ無銭旅行をさせてもらった。ルートは、松本、安房トンネル、高山線沿い北上、富山IC、加賀IC、山代温泉。20年も前に業界の慰安旅行で行って以来のことだった。帰りは、糸魚川ICで降りて大糸線沿いに下ってきた。片道約5時間のドライブだった。

遊びではなくて、地域興しの研究と社長交代のお祝いがあった。東京からコンサルも来ていて、具体的で有益な話ができた。経営危機のかなりきわどい会話もあったが、ハッピーエンドになって良かった。お酒、カラオケ、放談もあり、寝たのは午前2時!今朝は6時半に起きた。

北陸の風情は長野県とは少し違う。特に高速沿いに見る田舎の民家の集落が素晴らしく美しかった。わざわざ高速を降りて写真を撮った。ハウスメーカーが入っていないからだ。伝統的な日本建築が数多く残っていた。黒い瓦屋根と白壁はやはり日本に合っていると強く感じた。

ジャガイモの土寄せは、家に帰って5時半頃から7時までやった。一昨日は雨、昨日は曇だったので、土いじりには丁度いい乾きあんばいだった。本当は一昨日やりたかったのだが雨降りでできなかった。野菜は芽が出てから雨が降ると驚く程成長が早い。だからちょっと大きく成りすぎてしまった。(写真参照)

しかし、土をかけても大丈夫と教わっていたので、ちょっと乱暴かなと思いながらも、畝全体を5センチほど盛り上げた。植物は強いから大丈夫、と自分に言聞かせながら。約1時間半で3家族分のジャガイモの土寄せを終えた。
程よく汗をかいたので、ざぶっと風呂に入り夕食にした。晩酌が旨かった!

2009年5月8日金曜日

日本農業の現状


 産経新聞2/27,石破茂農水相の「ポスト麻生」という記事の中。
「前略。むしろ怖いのは,主に農業に従事している基幹的農業従事者の6割が65才以上のことだ。あと10年で75才以上と,極端な高齢化になる。平成2年から15年間の農業総所得も6兆1千億円から3兆4千億円に半減した。農地面積も減り,転用の歯止めがかからない。耕作放棄地は39万ヘクタールだ。産業として持続可能性があるといえるだろうか。後略」

<平成21年3月28日メルマガ「蓼科便り」より>
 前号に,「農地取得5000m2原則」の行政対応がおかしくないかという疑問を書きましたら,数人の方から本当にそうだという反応がありました。その一つをご紹介します。(「」内)

「全くそうですね。我が家も農地が400坪位となりますが、お金を払いながら仮登記です。役場に尋ねると(6〜7年前)『誰かに借りれば本登記ができる』と行政の人が教えてくれました。しかし、『仮登記のまま置いておくとどうなるか?持ち主が亡くなられて財産分与の時にどうなるか?』と聞くと,『それは答えられない』とのことで、『決まっていないか?知らないのか?』と続けますと,『知らないことにしてください』でした。
 知合いの畑を適法な広さまで(一年契約,5000m2になるまで)借りて,正規の申請をすると農地がもてるようになると聞きました。しかし、我が家の畑では商品にするものは作っていませんが、じゃがいも、だいこん、落花生,等々を店で買うことはありません。立派に自給菜園として成り立っています。何故これが認められないのでしょう。畑は仮登記のままです。おかしな制度ですね。」

解説すると,農地法の縛りがあって,非農家では5000m2(1500坪)以下の農地は買えない(借用もできない)ので,400坪では所有権登記ができないのです。でも畑をやりたいので,最終的には移転登記することを条件に,取り敢えず仮登記を付けてお金を払って耕作しているのです。しかし,現在の法律では永久に仮登記のままです。こういう事案が日本中に山ほどある筈です。私もやったことがあるし事例を幾つか知っています。行政はこの現状をどうするつもりなんでしょうか?
 現実には、小さな農地を借りて野菜を作っている人がたくさんいます。違法ですが、大臣から村役人まで、そして農業委員会も、見て見ぬ振りをしているだけです。

一番問題なのは,役所の人間がごまかし方を指南していることです。「誰かに5000m2になるまで借りたことにすれば(農家になれるので)移転登記ができる」と。似たようなことが社保庁でありました。保険料が払えない会社の保険料を云々・・と。あれと同じです。法の執行者である役人がごまかし方を教えなければならないという状況は,この原則がおかしいという証明です。しかも好意によるごまかし指南だから始末が悪い。本当に良くないことなら好意でこんなことをするでしょうか?そして,これ(400坪でも良いですよ)を認めることがどんな社会的損失があるのでしょうか?

この原因は,誰が考えても現実離れしてしまった「農地取得5000m2原則」をそのままに放置してあるからだと思います。更なる問題は,これだけの不都合と不整合を全行政関係者がこの状況を知りながら何もしないことです。行政の事なかれ主義と無責任に思えてなりません。

行政のプリンシプル(原則)って何でしょう。建前は「日本の農業を守る」ためにとなっていますが、上記の現実を見たとき、そうなっているとは思えません。
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”農楽”(のうらく)のすすめ!


私の造語で,農業と楽しみを引っかけました。一口で言えば,稼ぎを目的としない自給自足農業です。楽しくて、子供達を含めた一家の食糧自給になって、安全・安心が確保できて、健康に良い農園アスレチックになる、という一石四鳥の意味です。もし都市に住む日本中の年金組が田舎に来て農楽をやれば、日本の食糧自給率も確実に上がる筈です。夫婦二人で約200坪(660m2)の農地があれば、米と主な野菜は自給できます。私の場合、男子二人の家庭(孫が2人づつ)がありますから、3家族分で600坪(1980m2=1.98反)でOK。


農楽と兼業農家は、農業ではないと思います。業という言葉は重い言葉だと思う。それによって家族を養い、社員を養い社会に貢献して行かなければならないからです。コスト無視でやっている農楽と兼業農家まで業というのは、本当に業をやっている人達に失礼ですし、何よりも政策を誤ると思えてなりません。現実に今の農政は間違っていると思います。
 



まず,私が実践し,その実績をもって首都圏の年金生活者に呼びかけ,田舎に引っ越してもらい一緒に農楽したいのです。首都圏の家と土地,或いはマンションを売却すれば,田舎の土地と家は手に入ります。農地は格安で借りられます。


退職金は老後のために蓄えておき,年金で生活する。機械は,1年に数回使うだけなので,仲間で共同購入するかレンタルする。肥料代と種代くらいは収入が得られると思います。


夫婦でやれば,子供達の分を作っても1日当り2〜3時間働けばできます。丁度良い運動です。それを農園アスレチックと読んでいます。冬はほとんど作業はありません。
親の願いは子供・孫達の健康です。一番大事な食の安全が確保できます。間違いなく美味しいです。何よりも,自分達が健康になりキレイな水と空気と緑の環境の中で,心身共に豊かになります。


荒廃農地を減らすことになるので環境保全に大きな貢献をすることができます。食糧自給率を上げるということは,国の安全保障にも貢献することにもなります。
皆さん,農楽をしましょう!お手伝い致します。

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平成21年10月19日のブログにリンク:19

長野 田舎暮らし便り(蓼科より)・代掻き


平成21年5月6日、終日雨

朝6時、雨の音で目がさめた。少し強めの雨だった。すぐ、昨日の午後からかけている田の水のことが心配になった。ダムは大丈夫だろうか?水は溜まっているだろうか?
いつもならもう一眠りするところだが、今朝ばかりは飛び起きた。作業衣に着替え、愛車スバル軽トラで飛び出した。田は約2kmにある。

ダムは無事だった。雨に会って初めて気づいたが、そんなに心配するなら土のダムに雨よけのシートでも掛ければ良かったのだ。愚か者は後で気がつくのだ!

1.6反の田の周りを廻りながら、水の溜まり具合を見ると5分の3かなと思った。溢れるといけないので、昨日帰るとき水口を小さくしていったから丁度良かった。水口を大きく開ければ、2時間くらいで満水になるだろうと推測し家に帰った。

家に帰り、朝食を済ませて、代掻きを頼んである友人にケイタイ。「午前中には水は溜まるよ。代掻きをお願いします」と。彼は仕事に出ていて、奥さんに言付けした。昼頃彼から電話があり、「3時からやるよ!」と。

10分前頃に田んぼに行って準備をしていると、トラクターの大きな音がして豪快な彼が馬上ならぬトラクター上で現れた。6〜7年前にハウス苺栽培をした後なので、不陸(でこぼこ)直しが問題だった。

土の高い部分が水上に出ている状態で水を止めたので、凹凸は良く判った。「水は平らだね〜」と彼に言ったら、「土建屋が何言ってんだ」と笑われた。当然のことだ。しかし、頭で理解しているのと、現物を見るのとでは感慨が違うと思った。そう、水は平になるのだ!

ともかくその彼のおかげで、32馬力のトラクターのおかげで、約2時間で不陸直しと代掻き両方が済み、胸をなで下ろした。あとは植えるだけだ。16日午後2時決行だ。私の初体験が着実に進んで行く。嬉しい。
写真は代掻きの様子。

2009年5月7日木曜日

長野 田舎暮らし便り(蓼科より)・田の水入れ




平成21年5月5日、火、曇、15℃(AM8:00)

二人の孫の甲高い声で目が覚めた。6歳の男と2歳の女の子だが、子供は本当に元気だ。賑やかか食事は楽しいものだ。

昨日完成した自然水圧潅水設備は順調に流れていて安心した。

10時頃苗代の苗の様子を見に行くと、稲作り先生がいて、お茶になり、奥さんがコーヒーを煎れてくれた。
代掻きと田植えの話になり、16日に植えるなら、ぼつぼつ代掻きした方がいいね、ということになった。その場からお願いしてある大型トラクターの彼にケイタイし、その旨を伝えた。彼は、「それじゃ、すぐ水を入れなよ、やってやるよ」と二つ返事。
  
ついに水入れの時がきた。果たしてダムがうまく機能してくれるか、それだけが心配だった。午後2時頃、用水路の小さな水門を開け給水を開始した。祈るような気持ちだった。隣のおやじさんが心配して様子を見に来てくれた。

ダムが満水になると、給水管から田んぼに水が入り始めた。1時間程給水口の近くで排水口の整備をしながら様子を見た。水は順調に流れ込み、少しづつではあるが確実に溜まるというよりは浸透していった。

どこから洩っているのか判らないが、排水路に方へ僅かではあるが水が流れていた。その流れを見ていて、不思議な現象に気がついた。3箇所ばかり、井戸の清水の様に、水路の底の3センチ程の穴からきれいな水が吹き出していたのだ。
すぐ上の田にはまだ水が入っていないので、自分の田の水がどこからら洩りだしてそこに吹き出しているに違いないが、皆目見当がつかない。この問題は後で考えることにした。

夕方6時頃になってもまだ全体の4分の1程度にしかならなかった。この進捗具合だと後12時間くらいかかることになるので、水掛けをそのままにして、夕食に帰ることにした。寝る前に点検にくることにした。

写真は、復旧したダム全景。
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長野 田舎暮らし便り(蓼科より)・里山の恵み

平成21年5月4日、月、曇、14℃(PM7:00)

里山の側にいると、自然の恩恵がたくさんある。昨秋は上質な腐葉土を手に入れ段ボールコンポストを成功させた。今回はタダで畑の自然水圧潅水を手に入れることができた。里山の側にいる人はこれができる筈です。

今日は、帰省した息子と孫の手を借りて、かねてから考えていた沢水を利用した自然水圧潅水の設備を作った。とてもうまくいった。

長年親達は水道水を畑の潅水に使っていた。 
私は当初、家の前の畑の山沿いがジメジメしていてセリが育ち、僅かながら水が沁みだしていることに着目した。沁みだしている程度の水でも貯めれば使える筈、と。

2週間程前、会社の資材置場にバックホーが置いてあったので、ちょっと拝借して水溜を作った。僅かな水でも常時出ている力はスゴい!常に満杯で、野菜への潅水はそれで充分だった。

その水を使いながら、ふとそれよりは多いが僅かな沢水が南側臨池の小さな沢にあることに着臆して、自然水圧で潅水できるのではないかと気がついた。

取水の場所から目測でも2~3mの落差はある。当初そこに、田んぼと同じように小さなダムを造ろうかと思ったが、昨日息子と二人で現地を見ながら考えていた時、廃棄されていた500リッターの石油タンクを使えば、ダムを造らなくも済むことに気がついた。タンクを給水できる高さに置けば、パイプで水を導入すれば良いのだ。給水は最初からの計画通りホースで引っ張る。

この計画を午前中息子と二人で実行した。短管パイプで足場を組み、その上に500lの石油タンクを載せた。導水は、短管パイプをハンマーで地面に打込み、高さの足りない分はクランプを使って継ぎ足し、パイプにφ25ミリのビニールパイプを、取水位置から勾配をとって取り付けた。

ごく簡単に、巾30センチ程の水路をビルールと芝を使ってせき止め、導水に成功!
この時、沢ガニがたくさんいて驚いた。全部すぐ上流に移してやった。

タンクは水音と共に30分程で満水のなった。後はホースを使って畑への潅水のしかけだけだ。こちらはそれほど難しくないと思う。(写真は明日)
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長野 田舎暮らし便り(蓼科より)・孫たちの帰省




平成21年5月3日、日、10℃(AM8:00)

昨夜遅く名古屋から次男坊夫婦が孫二人を連れて我家にきた。5日の夜帰るという。
わたしは、孫の相手を兼ねて、息子に手伝わせて第2体験農園(田と畑がある)にある大きめのビニールハウスの片付けをしようと目論んでいた。

しかし、午前中は小屋場へ行かなければならない用事ができてしまったので、息子と今年小学校へ入学した男の子を連れて現場へ向かった。 
相手は昨年かぶと虫取りを案内してくれた方だったので、孫も喜んで挨拶をした。

私の用件は30分ばかりで済んだが、その間孫はトカゲを捕まえていた。最初捕まえたのはしっぽだけだった。きって逃げたらしい。次はうまく捕まえてビニール袋に入れた。(写真参照)
タンポポが食べられる野草だというので、スコップで根まで掘り起こし大きな株を10本程採取した。葉と花は天ぷらにし、根はタンポポコーヒーにする計画で。

お昼にはタンポポの天ぷらがでたが、ちょっと苦みがあって美味しかった。フキノトウの味覚に似ている。そして、ホームページで紹介されていたタンポポコーヒーも作った。根をよく洗って細かく刻み、半日天日干しにし、鍋でこんがりと煎ったものを煎じだすのだった。

煎り加減が感でしかなかったが、うまくいったと思う。色はコーヒーそっくりになり、味もほどよい苦みがあり、コーヒーと言うにはちょっと~という感じだったが、納得の味だった。家の周りがタンポポだらけなので、コーヒー用に作っておいて来客に振舞ってみようと思う。

孫はすっかり手伝えるようになっていた。草むしり、水くれ、材料運びをどんどんやってくれた。2歳の妹が後にくっついて歩いて、一生懸命まねていたのが何とも可愛らしかった。
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長野 田舎暮らし便り(蓼科より)・野菜の苗




平成21年4月30日、木、晴、8℃(PM10:00)

本当は自分で本を読んだりネットで調べたりして自助努力をするべきなのだと思いながらも、すぐ答えが返ってくるものだから、つい種屋のご主人や、農業導員に聞いてしまう。きっと腹の中で「うるさい奴」だなと思っているだろう。しかしお二人とも親切によく教えて下さるので本当にありがたい。
  
今日は佐久へ行く用事があったので、嶋屋種店へよった。ナス、キューリから始まって私が知ってる野菜苗はほとんど並んでいた。「立科町の標高700mの場所なんですが、今植えていい野菜は何でしょう?」とご主人に聞くと、「立科じゃ、菜っ葉類くらいでナスもキューリもトマトもまだ早いよ。慌てることないよ」とそっけない。

結局今日は、アスパラの苗5本とアイスプラントの苗5本を買った。アイスプラントの苗は有名品種だけあって1本280円と他のものよりかなり高い。

佐久では法務局へ寄ったり、家具のニトリで長椅子を一つ買ったりして帰りが遅くなり、畑への植付けは薄暗くなってからになった。アスパラは今年は食べられないというので何だか張り合いが悪いが、アイスプラントは楽しみだ。一度味わったことがあるが、舌の感触も味も素晴らしかった。

午前中、ユシカフェで例のサミットがあり、帰り際に「ダイコンの花」(正式名=諸葛菜=しょかっさい)の話になり、店の裏にあるというので5本ばかり頂いてきた。半日陰を好むらしいというので、桜の木の下に植えた。食べられると聞いたので、花と葉をかんでみると、かすかな甘みと胡麻の風味がした。ダイコンではないそうで、花が似ているのだという。

写真はダイコンの花。花が萎れてしまったが・・。
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